ロンサム・ジョージ(ひとりぼっちのジョージ)と呼ばれたゾウガメさんのお話です。
小学校のとき自分が読んだカメの本に書いてあったお話をご紹介しますっ!!
(ロンサムジョージ 写真:AFP BB ニュースより)
世界最大のリクガメとして知られる「ガラパゴスゾウガメ」にも、悲しい話があります・・・
ゾウガメの存在が初めて人に知られるようになったのは、大航海時代!!
ゾウガメは、飢えや乾燥にとても強く、餌を食べずに長い間生きることができるため
長期間の航海中の船の中でも何も食べずに生き延びることができます。
航海中の船員の食料にぴったりだということでたくさん捕獲されていきました。
一日200頭がいっきに乱獲されたこともあり、10万頭近くが島からいなくなりました。
そのせいで、カラパゴスの島の中にはゾウガメが絶滅した島もあったそうです。
ガラパゴス諸島の中の島である「ピンタ島」も、ゾウガメが絶滅した島とされていましたが
そのピンタ島で、1971年にオス♂のガラパゴスゾウガメが奇跡的に発見されました!!
そのたった1頭のゾウガメさんが、サンタクルス島のダーウィン研究所につれてこられて
ロンサムジョージ(ひとりぼっちのジョージ)と呼ばれるようになりました・・・。
ジョージのyoutube動画がこちら!!
ガラパゴスゾウガメは、島ごとに違う亜種がいるので全部で14亜種がいます!!
ピンタ島にいたジョージはその島にしかいない亜種の最後の1頭になるんです。
ジョージを繁殖させようとして、世界自然保護基金が10000ドルの懸賞金をかけて
ピンタゾウガメのメスを探したんですが、結局見つかりませんでした。
ロンサムジョージの年齢は、推定で60〜90歳ほどになるそうなんですが・・・
生殖能力は、年齢的には問題ないとされているので繁殖活動をしているんですが、
40年以上たった今でも一回もうまくいっていません・・・!!
ジョージは知らない人間をみるととても怖がるんだそうです!!
書籍も出版され、「最後のピンタゾウガメ」として世界が注目しています。
ジョージが少しでも元気に長生きしてくれることを祈ってやみませんm(__)m
マニアーナ!まゆみんでしたっ。
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