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身分証明書が必要な時

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◇登録日
2008年1月16日
Seaview
Seaview
道場主

Lv.48

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    ヨーロッパで身分証明書を提示することが求められるのは、
    たいていの場合、年齢を確認することに目的があります。

    鉄道や航空券では25歳以下にはユース割引(Youth Fare)があることが多いです。
    その割引を受ける場合、パスポートでも通用しますが、
    便利なのは国際学生証(ISICカード)や国際青年証(IYTCカード)で
    証明することができることです。
    これらのカードは、ユースホステル協会などで発行してくれます。

    フランス国鉄SNCFでは60歳以上の人にもシニア割引があります。
    条件さえあえば、予約も可能です。こちらはパスポートの提示が必要です。

    ヨーロッパでも少しルールが違うのがイギリスです。
    イギリスでは現地で購入した場合、鉄道は身分証明書では割引になりません。
    こちらは1年間有効のレイルカードの申請が必要で、
    イギリス国内の住所の登録をした上で、手数料を払う必要があります。

    そのイギリスでは、酒類の販売がかなり厳格です。
    イギリスの法律では18歳からお酒を飲むことができますが、
    購入者が21歳以下に見える場合は、店員の判断によって
    身分証明書の提示を求めることが義務付けられています。
    こちらは前述の国際学生証・国際青年証も有効です。
    ちなみにSeaviewはとっくに大台に達していますが、
    若く見えるのか10回以上も身分証明書の提示を求められ、
    その度に当時在学中のイギリスの大学院の学生証を提示しては
    店員に驚かれていた覚えがあります。

    イギリスのクラブやパブへの入場も身分証明書の提示を
    求められるケースが多いですが、こちらもお酒を飲むことが関係しています。
    ちなみにイギリスは日本同様、酒販免許が必要ですが、
    日本では酒店など販売店のみに酒販免許が必要で、飲食店では必要ないのに対し、
    イギリスでは店頭販売だけの場合は「オフライセンス」、
    飲食店など飲める場所では「フルライセンス」が必要になっているのです。
    その許可条件に年齢チェックの厳格な適用があるために、
    身分証明書の提示が必要になってくるのです。

    パスポートで事足りるケースも多いのですが、
    25歳以下の若い方は是非国際学生証・国際青年証をつくって
    旅をすることをおすすめします。
    何かと役に立ちます。
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