ロンドンの玄関口にあたる空港は、なんと5つもあります。
それぞれに強烈な個性があり、Seaviewは目的に応じて使いこなしています。
★ヒースロー空港 Heathrow
ロンドン最大の空港で、60年以上の歴史を誇ります。
「大ロンドン」の西部に位置しているので、
電話の市外局番はロンドンと同じ020を使用しています。
ターミナルは1・2・3・4があり、2008年にはターミナル5が開業、
ほぼ同時期に閉鎖されたターミナル2は現在建て替え中で、
スターアライアンス専用ターミナルとして
2014年6月4日にオープンが予定されています。
市内までは地下鉄ピカデリー線があるほか、
英国鉄道のヒースローエクスプレスが15分毎に
ロンドン・パディントン駅まで原則15分で結んでいます。
現在、日本からの便はすべてこのヒースローに発着します。
★ガトウィック空港 Gatwick
ロンドンの南にあり、ブライトンとの中間にある空港です。
北と南のターミナルがあり、近くにある英国鉄道の駅も含め
新交通システムで結ばれています。
ヒースロー空港からあふれた便は基本的にこのガトウィック空港に
発着することになっていて、日本発着路線でも後から参入した
全日空とヴァージンアトランティック航空は当初はガトウィック空港発着でした。
現在は主にアメリカ方面と中東方面などの定期便のほか、
リゾート地向けのチャーター便も多く運行されています。
英国鉄道にはかなり以前からガトウィックエクスプレスという
ノンストップの電車が走っていて、ヴィクトリア駅まで簡単に行けます。
但し、ヒースローと比べ距離があるため、時間はかかります。
★スタンステッド空港 Stansted
ロンドンの北にある空港で、ガトウィックよりもさらに離れた場所にあります。
ここは空港使用料が安いことから格安航空会社(LCC)が集中しており、
かの有名なライアンエアーはここを拠点にしています。
市内へは英国鉄道のスタンステッドエクスプレスが結んでいます。
★ルートン空港 Luton
こちらもロンドンの北にある空港で、やはり格安航空会社(LCC)が集まり、
イージージェットの拠点空港です。
鉄道の乗り入れはなく、バスでの連絡になります。
★ロンドン・シティ空港 London City
ロンドン市内にあり、東部のドックランド地区にある小さな空港です。
滑走路が短いため、近距離国際路線の運航が多く、
しかも大半がプロペラ機での運航になっています。
都心に近いためビジネスマンに人気です。
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