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美観を損ねる落書きはヨーロッパ名物?

◇評価 68ポイント
◇閲覧回数 15,857
◇登録日
2008年10月13日
Seaview
Seaview
道場主

Lv.48

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    ヨーロッパを訪ね、鉄道やバスに乗って移動している時、
    高架橋や跨線橋などの橋脚とか、塀や壁、
    時には鉄道車両にまでスプレーで落書きをされていることに
    驚かれた方も多いと思います。

    建物などが作り出す景観には細心の注意を払うヨーロッパでも、
    ゲリラ的に行われるスプレー落書きには、地元住民はあきれている、
    というよりはむしろ、あきらめている感じがします。

    こういった落書きの特徴として、
    文字をデフォルメさせてスプレーペンキの特性を生かした
    グラデーションをつけたものが主流になってはいますが、
    中には単色で単に殴り書きしたものも少なくありません。

    イギリス南部のロンドン(London)とサウサンプトン(Southampton)を結ぶ
    高速道路のM3は、イギリス留学中によく通りました。
    この道路の脇に保守用などに使われるボックスがときおりあるのですが、
    ひとつ残らずスプレーによって下手なサイン風の落書きがされていました。
    しかも、いつまでたっても消されることなく残っていました。

    この落書きはヨーロッパ全体に広がっており、
    消してもすぐに落書きされるので、
    いたちごっこ状態なることは目に見えているため、
    そのまま放置されているのが現状といえます。

    そして一部の心無いヨーロッパ人は、
    わざわざ日本にまでやってきて、落書きをしているのです。
    先日、大阪でハンガリー人とスロバキア人が、
    大阪市営地下鉄新大阪駅の線路内に侵入して逮捕されました。
    宿泊先の部屋では、スプレー缶が多数見つかっているそうです。

    日本では電車に落書きされた場合は、その編成は運行停止します。
    このため、鉄道事業者は営業妨害されたとみなされるので、
    容疑者は犯罪として処罰の対象になります。

    一部のスプレー落書きの犯人は
    「これは芸術だから認められるべきだ」と発言しています。
    実際にフランスには落書き犯から芸術家になった人もいます。
    だからといって、公共の施設や車両などに落書きするのは、
    やはりマナー違反なのではないでしょうか。

    日本でやればたいていは捕まります。
    ヨーロッパでも見つかれば、以後ブラックリストに載って
    入国拒否に遭う可能性も否定できません。
    やはりここは、マナーを守るべきでしょう。
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