ヨーロッパでの留学、特に大学や大学院への留学をする人にとって、
パソコンはなくてはならない道具です。
パソコンがない場合、講義を受けることさえ支障が出るからです。
ですから、多くの日本人留学生は日本でノートパソコンを購入して
現地に持ち込んでいます。
最近は学内LANシステムが整備されており、
日本の大学と同様、休講の通知なども学内のシステムで行われます。
メールアドレスを持つことは必須であり、
大学でもらえるアドレスの他に、
プライベートのアドレスは必ず必要になります。
そして、レポートやプレゼンテーションで必要になるのが、
Microsoft Officeです。
でも、MS-Officeにもいろいろ種類があるので注意が必要です。
パソコンを新品で購入する場合、たいていMS-Office Personalが付いています。
これにはワープロソフトのMS-Word、表計算ソフトのMS-Excel、
メールソフト機能付きの統合スケジュールソフトのMS-Outlookが入っています。
しかし、大学への留学ではこれだけでは不十分なことに、
ヨーロッパに行ってから気が付いて、
苦労を強いられるケースが少なくありません。
それは、レポートの発表でプレゼンテーションをすることを
求められることが多いからです。
プレゼンを行う場合、MS-Officeにおいては、
MS-PowerPointを使うことが必要になるからです。
ところがこのパワーポイントは、日本語版のパソコンを持っている場合、
日本語版のソフトを入れる必要があるのです!
留学先では日本語版は売っていない上、
英語版をインストールした場合、思わぬ不具合が起きる恐れがあります。
前述のMS-Office Personalしか入っていない場合、
パワーポイントは含まれないので、充分な注意が必要なのです。
ですから、日本出国前にパワーポイントは必ず用意してください。
MS-Officeとしてまとめて購入する場合は、
パワーポイントが含まれている次のものを選んでください。
MS-Office Personal with PowerPoint
MS-Office Standard
MS-Office Professional
MS-Office Ultimate
決してマイクロソフトの宣伝をしているわけではありません。
ヨーロッパでの学習環境では、もはや必要不可欠になっているのです。
現地で入学してからあわてる前に、
日本でパワーポイントをインストールすることを強くお勧めします!
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