亀の冬眠用水槽の作り方
亀の冬眠に使う水槽の選び方、作り方、用意方法についてです。20年ほど亀を冬眠させていますが、水槽選びのポイントや注意すべきことをまとめてみました。
○冬眠に使える水槽は?
○冬眠に向かない水槽
○選ぶときの注意点
○管理のしやすさ
など、亀を冬眠させるのに必要な情報が分かります。
■冬眠に使える容器
亀の冬眠は、3〜4ヶ月。その間、屋外や軒下などに置いたままになります。
安価、丈夫、亀が脱走しにくいものを選ぶのがポイント。
●プラスチックコンテナ
フタつきで丈夫で安価。フタにバックルがついているものは、亀に脱走されにくい。
●衣装ケース
プラスチックコンテナと同じく、フタつきで丈夫で安価。半透明で、亀の様子を管理しやすい。
●プラ船(トロ舟)
もっとも広くて頑丈。「屋外飼育で、大きい亀を数匹冬眠させたい」、という場合におすすめ。
■冬眠に向かない容器
亀の冬眠用には不向だったもの一覧。
割れやすい、管理しにくい、亀が脱走しやすいもの。
×ガラス水槽
3〜4ヶ月の亀の冬眠期間、ガラスの割れなど心配になりがち。汚れや、水が干上がった跡が残る。
×陶器製の鉢
大きめの陶器製火鉢を使ったことがありましたが、重い、管理しにくい、ゴミが入りやすいのが難点。
×フタのない浅めのもの
亀が後脚で立ち上がったとき、脱走されるリスクが高い。前脚がフチに届くと脱走される危険あり。
■冬眠用水槽の作り方
20年ほど亀を冬眠させていますが、一番良かったものは
「プラスチックコンテナ」。水槽の置き場や、管理しやすさなど考えた結果、コレに行きつきました。
使っているのは、
アステージ NTボックス13 というコンテナ。
このシリーズの良いところは、取っ手部分にバックルがついているところ。亀がフタを押し上げて脱走する心配がなく、安心。大きさは、縦29.5×横44.3×高さ15.9cm。大きいコンテナもあり、亀の大きさに合わせて選べます。
ドリルなどで、空気穴を開けます。
スミカッター というプラスチックカッターで、穴を開けました。
DIYスキルのある方は、フタをくりぬいて金網を張るのもおすすめ。「冬眠用ボックス」は、通気性を確保した状態で暗くしたかったので、穴あけだけにしました。

電熱で、プラスチックの穴あけやカットができちゃいます。のこぎりやドリルよりもカンタンだし、女性でも力がいらないし、騒音もないし、とってもスグレモノでした。DIYやカメハウス作りに重宝してます!
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穴を開けただけですが、完成。 これ、なかなか丈夫で毎年重宝してます。
冬眠用に、セッティングするとこんな感じです。続きはこちら →
【亀の冬眠】 冬眠のさせ方と失敗しない方法 まとめ
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