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ヨーロッパで起きている航空会社の破綻

◇評価 25ポイント
◇閲覧回数 9,242
◇登録日
2008年9月1日
Seaview
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    既にニュースでご存知の方も多いと思いますが、
    長い間経営危機にあったイタリアのアリタリア航空(Alitalia)が
    ついに会社更生手続きに入ったという報道がありました。

    アリタリアはスカイチームに加盟しており、他のメンバーである
    エールフランス=KLMが救済の手を差し伸べていましたが、
    アリタリア側は労働組合などが反発したこともあって拒否し、
    政府も外資に渡したくなかったという事情から、
    解決が先延ばしにされてきたといういきさつがあります。

    アリタリアにはミラノ―ローマ間のようなドル箱路線もあるため、
    事業を分割して採算の取れる部分だけを、
    他社が買収という形で引き継ぐという案が有力になっています。

    実はこのところ、ヨーロッパでは航空会社の破綻が相次いでいます。
    新興の航空会社ばかりでなく、老舗の会社も少なくありません。
    ベルギーを代表していたサベナ航空や、
    スイスを代表していたスイスエアという、
    日本にも乗り入れ実績のある航空会社まで、
    破綻してしまっているのです。

    なぜこのようなことが起きるのでしょうか。
    実はヨーロッパにおける規制緩和が大きな要因です。

    航空業界では、経由便で寄航する場合を除き、
    原則としてその航空会社が所在する国を発着する便しか
    運航できないことになっています。

    しかし、域内統合を目指すEUは、
    すべての加盟国をまとめて1つの国とみなす政策があります。
    その結果、EU加盟国に本社を置く航空会社は、
    加盟国内であれば自国を発着しない路線を、
    自由に飛ばせるようになっているのです。

    例えば、ライアンエアはアイルランドの会社ですが、
    フランスからスウェーデンへの路線を持っている、といった感じです。

    こういう状況では、従来の事業戦略では
    航空路線を維持することが難しくなってきています。
    このため、ライアンエアやイージージェットなどの格安航空会社が、
    柔軟な思想で新規路線の開拓を行って成功を収めているのです。
    (詳細は過去ネタを参照)

    日本でも将来的には同様なことが起こるかもしれません。
    需要が何にあるのか、供給はどうあるべきか、
    違った角度から研究する必要があると思います。
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