このネタは
【前編】からの続きです。
アテネパラリンピックを見に行った理由はいくつかありました。
まずは地元安城の住民から依頼されていた、
アテネオリンピックでの谷本歩実選手の応援に行けなかったこと、
もうひとつは、このパラリンピックの日本代表に、
地元安城の中学校の体育館を借りて練習していた
女子車イスバスケットボールの選手がいて、
その人を応援するためでもありました。
メインスタジアムのあるオリンピックコンプレックスへは、
まずボディチェックを受けてからの入場になりました。
入場券はその後で買うシステムになっていて、
なんと1日有効の全競技共通フリーパスになっていました。
2004年9月19日、女子車イスバスケの日本対ドイツを観戦。
車イス同士が激しくぶつかる、迫力満点の競技です。
パス回しも絶妙で、ちょっとやそっとではできるような内容ではありません。
この対戦は接戦でしたが、惜しくも日本はドイツに敗れました。
その後、バスで別会場に移動して卓球を観戦。
障害の度合いに応じて細かくランクが分けられ、
それぞれに微妙に異なるルールを適用して試合は行われました。
日本選手もあちこちで見かけました。
9月20日、再びオリンピックコンプレックスへ。
まず、自転車競技を観戦しました。
ここで見た健常者と視覚障害者がペアになって、
2人乗り自転車で競争する男子タンデムスプリント競技は、
当然のことながら1人乗りの自転車よりもスピードが速く、
スリル満点でハラハラドキドキさせられました。
このとき日本選手も出場していて、
銀メダルを獲得する瞬間に立ち会う幸運にも恵まれました。
一旦ホテルに戻った後、夜に改めてオリンピックコンプレックスへ。
まずはメインスタジアムで陸上競技を少しだけ見ていました。
その後、夜10時スタートだった女子車イスバスケの日本対メキシコを観戦。
こちらは日本選手が奮起してメキシコを破りました。
今年の北京パラリンピックはどのようなドラマが生まれるのでしょうか。
日本選手団の活躍に期待したいところです。
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