ヨーロッパには大都市が結構ありますが、
もしヨーロッパ全体の首都をどこにしようか、と考えた時、
場所を決めるのが結構大変な気がします。
では、ヨーロッパで中心的な役割を果たしている街を
ここで紹介して行きましょう。
ブリュッセル(ベルギー)EU(欧州連合)の本部があるのが、ここブリュッセルです。
このため、法的にはここがヨーロッパの首都といえそうな場所です。
ブリュッセルは鉄道関係では交通の要所で、
ユーロスターが乗り入れる関係でイギリスともつながっています。
フランクフルト(ドイツ)正確にはフランクフルト・アム・マインといいます。
(ドイツにはもうひとつフランクフルトを名乗る街が東部に存在)
ヨーロッパを代表する金融都市です。
ユーロ紙幣を管理する欧州中央銀行もここにあります。
人口は100万人にも満たず、大都市と呼ぶには少し小さいですが、
ドイツ最大の空港を持ち、人との行き来の多い街でもあります。
ロンドン(イギリス)ここも世界に名だたる金融都市ですが、
どちらかというと保険業界に力を持つ都市です。
大陸ではなく島にあるにもかかわらず、
大英帝国の威厳を思い起こさせるようなイメージがします。
パリ(フランス)ここは経済的よりも文化面での影響力が強い街といえます。
芸術にあふれ、豊かな食文化と洗練されたファッションは
世界をリードしています。
そして観光都市としての側面も持ち、多くの観光客を魅了しています。
ジュネーブ(スイス)フランス国境に接し、フランス語がメインとして話されるこの街は、
国連をはじめとした国際機関の本部や事務所が集中する
国際社会で重要な位置を占める都市です。
永世中立国スイスらしさを感じさせる場所といえましょう。
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