タクシーは身近な移動手段として、重宝しています。
それにまつわる思い出は世界中でたくさんあるのですが、
その中からヨーロッパ関連のものをピックアップしました。
スウェーデンのストックホルムでボルボのタクシーに乗りました。
行き先はフィンランド・ヘルシンキ行きのフェリーの
シリヤラインのターミナルです。
ここでタクシーの運転手に「なぜボルボをタクシーに選んだの?」ときくと、
「丈夫だからだよ!」という返事が返ってきました。
ノルウェーのオスロから空港まで乗ったベンツのタクシーの運転手。
「なぜベンツを選んだの?」という質問に、
その答えは「乗り心地がいいから」という返事でした。
「じゃあ、ボルボはどう?」ときくと、
「ボルボは丈夫なだけだ」という答え。
結論として、ボルボの価値は丈夫さにあることに尽きるようです。
ちなみにノルウェーのオスロ近郊でのバーベキューパーティで
クルマ談義していると、あるノルウェー人男性は日本車をほめる一方で
ボルボに関しては「ボールボー、ボールボー」と歌ってごまかす始末でした。
場所は変わって、イギリスのビーチリゾート・ウェイマス。
砂州でつながった島のポートランドへ向かうバスの発着場所が分からず、
プジョー406のタクシーに乗りました。
この運転手さん、地元の地理に詳しいのはもちろんですが、
雑誌の連載のための調査でここへ来たと話すと、
地形を巧みに利用した刑務所の話や、かつて存在した軍事施設の情報など
地域の歴史を踏まえたお話をたくさんしてくださいました。
運転手さんは地元の中学を出てすぐに就職していたそうですが、
その知識量は大卒に勝るとも劣らないレベルでした。
言葉ができれば、タクシーの運転手から意外な情報を得ることができます。
日本のタクシーも含め、運転手さんは地域一番の情報通です。
だからSeaviewはタクシー運転手をとても尊敬しているのです!!
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