黒川温泉観光旅館協同組合は、本日7月17日、
サービス産業生産性協議会(代表幹事・牛尾治朗ウシオ電機会長)より、
「ハイ・サービス日本300選」に選定され、表彰を受けました。
熊本県からの選定は初めてという快挙です。
この「ハイ・サービス日本300選」は経済産業省などが中心となって、
「サービス産業全体のイノベーションや生産性向上を促進することを目的」
として設立された「サービス産業生産性協議会」によって選定されるものです。
過去、第5回までに139社・団体が選定されており、
第6回となる今回は新たに26社・団体が選ばれました。
「ハイ・サービス日本300選」は次の観点から選定されています。
1.科学的・工学的アプローチ
2.サービスプロセスの改善
3.サービスの高付加価値化
4.人材育成
5.国際展開
6.地域貢献
黒川温泉観光旅館協同組合は、
3番の「サービスの高付加価値化」において評価され、
今回の選定・受賞につながりました。
その選定理由について「サービス産業生産性協議会」は
次のように紹介しています。
同温泉のほとんどの旅館が小規模であることから、
個々で競い合うのではなく、全旅館を一つの旅館として共栄を図る、
「黒川温泉一旅館」という考え方のもとに、
地域全体の活性化に取り組んでいる。
24軒の旅館の露天風呂に自由に入湯できる
「入湯手形」の売り上げを共同利用して黒川温泉のPRを行ったり、
各旅館内でお土産を売らず、宿泊客が町の店舗や飲食店で
買い物することで町に活気を出すようにした。
また個々の旅館の看板を統されたデザインに変え
木々を紅葉の見られる広葉樹林に植え替えるなど、
全旅館が協力することで大きな効果を作り出し、
宿泊客の増加を実現している。黒川温泉は今回の受賞を励みに、
安心してくつろげる温泉地を目指して、
なお一層の努力をしていくつもりです。
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします!
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