日本人は結構ヨーロッパ人にあこがれる人が多いようです。
なので、きっかけをつくって友達を作ろうとする方も多いと思います。
でも、安易に誘いに乗ることには注意が必要です。
私自身は被害にあったことがありませんが、
各種旅行雑誌などでは、ヨーロッパ内の列車で
相席になった人から食べ物をもらって、
その中に入っていた睡眠薬でうとうとしているうちに
貴重品などを取られてしまった・・・という話をよく聞きます。
残念ながら、日本人の欧州へのあこがれを逆手に取って
悪いことをする人が少なくないのが現実です。
でも、ちょっと慣れれば人を見分けることは、
そんなに難しいことではありません。
Seaviewの場合、列車や飛行機の中で話す相手は
子供連れの家族であることが多いです。
というのも、自分が話しかけるのではなく、子供が興味を持って
自分の方をジロジロ見てくることがきっかけになるケースが多いです。
また、きちんとしたビジネスパーソンとお話しするケースも多いです。
この場合、ある程度話が進むと名刺交換に発展することもあります。
話の輪を周辺の知らない同士の人達に広げることは、
自分を犯罪に巻き込まれることから防いでくれます。
悪いことは、周辺の無関心が最大の要因になるからです。
公共の場で、特定の人と親密になろうという考えは捨てましょう。
こういう場所ではむしろ、周りの人たちといかに心地よい空間をつくるか、
ということに気を配りましょう。
さりげない優しさは、いずれ回りまわって自分の評価につながってくるものなのです。