カメ図鑑 ダイヤモンドガメ
学名 Malaclemys terrapin
英名 Diamondback Terrapin
生息地 アメリカ合衆国(西海岸沿い)
大きさ 最大甲長 ♀23cm/♂15.3cm
(写真:ナゴヤレプタイルズワールド2012)
おもな名称は、「ダイヤモンドガメ」「ダイヤモンドバックテラピン」。流れの緩やかな大きい河川の、海に近い河口に生息しています。淡水と海水が混ざり合うところ(汽水)に生息しているため、「キスイガメ」とも呼ばれています。
●ダイヤモンドガメの生態
ペットショップでの一般的な名称は、おもに「ダイヤモンドバックテラピン」もしくは「ダイヤモンドガメ」。
ダイヤモンドガメという名前は、甲羅の椎甲板が六角形や八角形になっておりダイヤモンドのように
見えるのが名称の由来だそうです。また、海海水と淡水が混じり合う汽水の場所に生息しているため、
「キスイガメ」とも呼ばれます。
そして、ダイヤモンドガメの大きな特徴として、他の水棲ガメと違って海水・淡水どちらにも入れます。
ダイヤモンドガメは、ウミガメのように涙腺からいらない塩分を排出する仕組みが備わっているため、
大丈夫なんだそうです。野生個体の中には、ごくまれに海中まで入って活動する個体もいるようです。
おもな生息場所は、流れのゆるやかな大きい河川の河口付近。淡水と海水が混ざり合う汽水域です。
海の近くにあるような、塩水が混ざった湖や池などにも生息し、基本的には海の近くに生息しています。
淡水のみの場所や、海水のみの場所にいるケースはまれで、汽水であることが大切なんだそうです。
塩分濃度が濃すぎるときは、泥にもぐって休眠状態に入ることもあるそうです。(笑)
●ダイヤモンドガメの飼育
それなら、「汽水で飼育しなきゃいけないの!?」と思ってしまうのですが、実は淡水でも大丈夫。
人工海水がなくても、飼育水を徐々に淡水にしていくことで、淡水でも生活できるようになっていきます。
ペットショップ等で販売されている子ガメさんは、淡水にも対応できるようになっている場合が多いです。
アメリカから輸入したばかりのWC(野生)のみ、最初は水に人工海水を半分ほど混ぜて飼育しますが、
毎日少しづつ、混ぜる海水の量を減らして慣れさせることができるようです。
汽水に生息するという以外では、他の水棲ガメさんと同じように飼育することができます。
ただ、水質悪化には弱く皮膚病になりやすいので、常に新鮮できれいな水質を保つ必要があります。
●ダイヤモンドガメの亜種
ダイヤモンドガメは、基亜種である「ノーザン(キタ)」を含めると生息地ごとに全7亜種に分かれます。
日本でよく見かける人気の亜種は、ノーザンとカロリナ(カロリナコンセントリック)の2亜種になります。
他の亜種に関する詳しい情報は、それぞれ以下のリンクからご覧になれます。
→ キタダイヤモンドガメ(ノーザンダイヤモンドバックテラピン)
→ カロリナダイヤモンドガメ(カロリナダイヤモンドバックテラピン)
→ テキサスダイヤモンドガメ
→ ニシキダイヤモンドガメ
→ ミシシッピダイヤモンドガメ
→ マングローブダイヤモンドガメ
→ フロリダダイヤモンドガメ
解説者 まにあ道イメージガール マニアーナ! まゆみん
マニアーナ!公式ブログ :http://ameblo.jp/maniana-mayumin/
マニアーナ!公式twitter :http://twitter.com/maniana_mayumin
Amazon.co.jp 〜 水棲ガメ飼育グッズ 人気ラインナップ!! 〜