コンテンツ産業で世界をリードしつつある日本。
特にアニメや漫画では最近の「クールジャパン」の風潮に乗って、
ヨーロッパの若者の心をしっかりととらえています。
日本国内の報道では、特にフランスやスペインでの
日本の漫画やアニメの人気を取り上げることが多いです。
それもそのはずで、特にフランスは一時期、
朝の子供向け番組の大半が日本のアニメだらけでした。
アイスランド人の友人の息子は、ポケモンのカードを200枚以上も持っていました。
また、フランスの漁村で、牡蠣の養殖で有名なカンカルで見かけたのは、
なんと「クレヨンしんちゃん」のガチャポンだったのです!!
さらにフランス人の友人(男性)に「キャンディキャンディ」の話をしたところ、
いきなり日本と同じメロディのテーマソングをフランス語で歌い始めました!
イギリスの書店に行くと、もっとすごいことになっています。
なんと「Manga」のコーナーが独立して存在するのです。
日本の漫画本が英訳されてたくさん並べられているのです。
見かけたものとしては「ケロロ軍曹」「ラブひな」「遊☆戯☆王」などで、
ジャンルも偏ることなく、まんべんなくそろっている印象です。
一方CD・DVDショップに行くと、こちらには「Anime」のコーナーがあります!
扱いとしては映画になっていて、並んでいたのはスタジオジブリの作品が中心でした。
具体的には「風の谷のナウシカ」に始まる宮崎駿の作品群ですが、
「ホーホケキョとなりの山田くん」まで並んでいたのにはびっくりしました。
このイギリスの状況は決してロンドンだけではありません。
地方都市であるボーンマス(Bournemouth)やプール(Poole)でも同じだったのです!
さらにフランスでは信じられない状況になっています。
パリでいわゆるアダルトショップに行ったところ、
なんと日本の成人向け漫画までフランス語に翻訳されて出版されていたのです!!
具体的には、うたたねひろゆき氏の作品でした。
ヨーロッパをコンベンションや会議などで訪ねる際は、
MangaやAnimeネタを用意すれば円滑なコミュニケーションを
とれる場合も少なくありません。
特にオタクを自認している方は、恥ずかしがらずに堂々と渡り合ってください。
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