ヨーロッパでは、日本のレンタカーと比べいくらかの違いがあります。
まず、一番気をつけなくてはならないのは、
レンタカーの大半はマニュアル車であることです。
これはヨーロッパ人が持つマイカーもマニュアル車が一般的だからです。
オートマ車もあるのですが、数が少ない上に料金がかなり割高です。
次にディーゼル車が多いことです。
小さなクルマだとガソリン車が多いのですが、
2000ccクラス以上になると、ディーゼルの方が多くなります。
Seaviewはイギリスでちょっと大き目のクルマである
プジョー407swを借りましたが、やはりディーゼルエンジンでした。
(ちなみにこれもマニュアル車!)
日本では軽油はガソリンよりも安いのですが、
イギリスは全く逆で、軽油の方が高いのです!
それにもかかわらずディーゼル車が多いのは、
燃費がいいために、結局はお金の節約になるからです。
また、ディーゼルエンジン自体も改良されていて、
エンジン音も思った以上に静かで、しかも加速もよく、
さらに二酸化炭素(CO2)排出量がガソリン車よりも少ないのです。
レンタカーは近年、ネット予約が一般的になり、
AVISやHertzなど世界的なチェーンは
日本語でも海外のレンタカーの予約ができます。
最後にレンタカーを借りる場合のその他の注意点を挙げます。
★運転免許証は国際運転免許証だけでなく日本の免許証も持っていくこと
これは両方とも提示を求められ、コピーをとられますので注意してください。
★できるだけ保険は多めにかけること
保険料はバカになりませんが、異国で事故を起こせば、
賠償金が高額になることも予想されるので要注意です。
この件に関しては旅行保険でもカバーされませんので、
必ず借りる時に保険はしっかりとかけましょう。
★クレジットカードを用意すること
レンタカー会社は支払い能力を非常に重視します。
このため、クレジットカードの提示ができない場合、
かなり高額のデポジット(保証金を預けること)が必要です。
中小の会社の場合、クレジットカードを提示しても
デポジットを求めるケースもあります。
最後に、イギリスでは平日よりも週末に借りた方が
安くなるケースが多いので、覚えておくといいでしょう。
平日の24時間料金と週末72時間料金が同額のケースもありました!