ヨーロッパは国によって結構名物料理が違うので、
食べ歩きを楽しむこともできます。
でも、必ずしも高級な店で食べる必要はありません。
フランスといえば美食の国として有名です。
パリに行けば、やっぱりミシュランの星の付いたレストランに
行ってみたいと思うのですが、
星が着いていないレストランでもおいしいところはたくさんあります。
おもしろいのはそれぞれの店に得意分野があること。
煮込み料理が得意なお店もあれば、シーフードが得意なお店も。
お店選びを間違えないためにも、事前の情報収集は大切です。
日本で発行されているガイドブックを見るのもいいですが、
こういったお店は日本人が集中しがちです。
そこでお勧めしたいのは、宿泊先のホテルにおいてある
小冊子(フランスでも英語の表記あり)を参考にすることです。
こういったお店は日本のガイドブックに載っていないお店が多く、
それでいてあまりはずれがありません。
もうひとつは、宿泊先のホテルで尋ねてみること。
たとえば「生牡蠣のおいしい店を教えて」といった具合に、
具体的に尋ねることがポイントです。
大きなホテルではコンシェルジュに、小さなホテルではレセプション(フロント)で
尋ねることができますし、喜んで教えてもらえます。
また、泊まっているホテルが超高級ホテルだからといって、
必ずしも超高級店しか紹介しないわけではありません。
ホテルの側も心得たもので、基準はあくまでも
「おいしい店」で教えてもらえます。
また、場合によってはそのホテルの従業員本人が
いつも食べに行っているお店を紹介してくれることもあり、
意外なおいしさを発見することもあります。
とにかく、恥ずかしがらずに尋ねてみることが、
おいしいものにありつくコツといえましょう!