12月に入りました。
日本では忘年会や納会を兼ねてクリスマスパーティに
参加される方もたくさんいらっしゃるかと思います。
最近はクリパなんて略す若者もいますね!
ヨーロッパでは12月に入るか入らないかのうちに
街はクリスマスモードに入っています。
商店街には電飾が灯り、街の中心部の広場では
クリスマスマーケットが開かれ、露店で多くの人達が買い物をします。
売っているものは主に子供へのプレゼントやお菓子類です。
このクリスマスマーケットも一部の都市では
かなり大規模に行なわれており、そのためにわざわざ飛行機に乗って
ヨーロッパ内を移動する人も少なからずいるほどです。
そして聖なる夜・クリスマスイブは、
日本では恋人たちが甘い時間を過ごすような雰囲気ですが、
ヨーロッパでは家族で一緒に食事をとる、だんらんのひと時です。
日本でいうお正月のようなもので、久しぶりに親族が集まって
共に時間を過ごすのです。
このため、イブは午後あたりから公共交通機関は運休します。
そして25日のクリスマス当日はごく一部の例外を除き、
列車もバスもすべて運休するのです。
さらにお店もすべて休みになります。
クリスマスの時期にヨーロッパへ行かれる方は、
移動に不便をきたしますので、十分に注意してください。
クリスマスの雰囲気を味わいたいのなら、
むしろ12月1日から20日頃に訪ねるのがベストといえます。