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400ネタ到達記念・すべてのことは旅行につながる

◇評価 40ポイント
◇閲覧回数 9,371
◇登録日
2008年9月27日
Seaview
Seaview
道場主

Lv.48

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    まにあ道での連載が始まって1年1ヶ月。
    おかげさまでヨーロッパ旅行道場は400ネタを数えるに至りました。
    みなさまのご愛読に心より感謝申し上げます。

    さて、ヨーロッパ旅行道場ですが、
    このところネタの内容が以前にも増して広がっていることに
    お気付きの方も多いかと思います。
    例えばこのところビジネスネタが多くなり、
    ヨーロッパの企業の動向や日本とのかかわり、
    そして契約など慣行の違いにもスポットを当てています。

    「ネタ切れだから範囲を広げているのでは?」
    と思ったあなた!それも正解ですが、もっと別の理由もあります。

    観光を英語に訳す場合2つの言葉が出てきます。
    ひとつはSightseeing、もうひとつはTourismです。
    一般的に欧米では旅行全般のことをTourismと呼ぶ傾向にあります。

    このTourismには明確な定義があります。
    UNWTO(国連観光機関)によれば、
    Tourismは1泊以上1年以内の旅行のことを指すとされています。
    そしてその中には物見遊山の観光だけでなく、
    ビジネス出張や会議参加なども含まれるのです。

    旅行業界の用語のひとつにMICEという言葉があります。
    Meeting→集会
    Incentive→報奨(注:欧米では優秀な従業員に旅行をプレゼントすることが多い)
    Conference/Congress→会議、学会
    Event/Exhibition→イベント、展示会
    実はビジネス渡航にはこういった要素が多分に含まれており、
    訪問客誘致のためにMICEへの対応を進めていくことが重要なのです。

    こういったことから考えると、単純に旅行のコツとか、
    出入国関連とか、免税ショッピングなどといった内容だけでは、
    旅行道場としてのネタの充実には限界が出てくるのです。

    ヨーロッパ旅行道場はできる限り
    「ガイドブックに出ていない」内容を
    取り上げるようにしています。
    ヨーロッパでビジネスをする方々に、日本でも流れる経済ニュースのうち、
    意味が分からない部分を補っていくための情報提供も、
    ビジネス渡航へのサポートではないか、という思いもあって、
    このような内容を入れてきているのです。

    旅行=観光ではありません。
    国際ビジネスを円滑に進めるための情報提供も、
    ヨーロッパ旅行道場のひとつの目的にしています。
    もちろん、ビジネス以外の旅のネタもどんどん追加していきます。
    みなさまにご活用いただければ、うれしく思います。
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