スウェーデン生まれの家具・雑貨・生活用品店の
IKEA(イケア)をご存知の方も多いかと思います。
日本にも2年前に再進出し(70年代に一度進出するも80年代半ばに撤退)、
海外在住経験者を中心に多くのファンがいます。
IKEAのロゴマークはブルーとイエローになっていますが、
これはスウェーデンの国旗と同じ色です。
IKEAはイギリスにも多く立地しています。
イギリスでは「アイケア」と発音します。
フランスでも時々見かけるほか、
アイスランドでも店舗を見かけました。
IKEAの特徴は、自社開発の商品を多く売っていることです。
デザイナーも自社で持っており、日本人デザイナーも活躍しています。
基本的にはシンプルなデザインが特徴になっていて、
機能性とユニークさを併せ持つ北欧のスタイルを実現しています。
そして価格の安さでも定評があります。
コストダウンのため、製造は中国で行われているものが多いです。
このことは中国国内でもIKEAが出店するきっかけとなり、
中国語では「宜家家居」と表記します。
IKEAにはもう1つの特徴があります。
それは、スウェーデン料理(スカンジナビア料理)を提供する
レストランを持っていることです。
日本ではホームセンターで食事なんてちょっと考えられませんが、
IKEAは「ライフスタイル」を提案するというイメージがあり、
その一環でレストランを持っているのでは、とSeaviewは理解しています。
名古屋近郊に住むSeaviewはまだ日本のIKEAに行ったことがありません。
留学中もイギリスのIKEAに行ったことはありません。
このため、訪問経験があるのは意外な場所ばかりで、
1つはアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ、
もう1つは中国の広州(写真)なのです。
ヨーロッパから進出した小売業が
日本で成功する例はあまりありませんが、
現在のところIKEAは人気を持続しているようです。
国内の物流拠点は愛知県弥富市で建設中で、今年中にも稼動する見込みです。
これからどのように展開していくのか、楽しみです。
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