1986年に世界遺産に指定される前から、
あまりにも特異な建造物として日本でも有名だったストーンヘンジ。
世界文化遺産としては「ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群」
の名称で登録されています。
Seaviewはイギリス留学中に多くの友人をここに案内したことがあります。
日本人はもとより、中国人、タイ人、台湾人、ベトナム人も連れて行きました。
このため、世界遺産の中ではダントツに訪問回数が多くなっています。
このストーンヘンジが神秘的に見えるのは、そのロケーションにも要因があります。
実はこの周囲には集落は全くなく、大草原があるだけなのです。
広い土地にポツンと存在しているため、
初めて訪ねた時は不思議な気分がしてなりませんでした。
ストーンヘンジそのものがなぜできたか、については
他のサイトにその説明を譲りますが、
最近、ボーンマス大学のティモシー・ダーヴィル教授を中心とした調査隊が
発掘調査を行なっていて、新たなる発見があったもようです。
この調査にはBBCが資金援助をしており、
この秋にも特集番組をして放映される予定とのことです。
ストーンヘンジはイギリスの公的文化財保存組織の
イングリッシュ・ヘリテージが管理しています。
入場料が必要ですが、日本語の音声ガイド機は無料で借りることができます。
かつてはバスでストーンヘンジに行く場合は、終バスが早いなど不便でした。
Seaviewは終バスに間に合わず、タクシーを頼んだことが何度かあります。
しかし最近新たに「ストーンヘンジ・ツアーバス」の運行が始まり、
アクセスは大幅に改善されました。
ツアーバスはソールズベリーバスターミナル及び
英国鉄道ソールズベリー駅から原則1時間毎に発着します。
詳細は運行事業者であるウィルツアンドドーセットバスの
特設サイトをご覧ください。
http://www.thestonehengetour.info/
なお、夏至の日(2008年の場合は6月21日)は日の出を
ストーンヘンジで見る催しがあり、大変混雑します。
また、バスの運行もそれにあわせたものになるため、
昼間の観光は非常に不便になります。
夏至の日及びその前日は、公共交通機関を利用しての訪問は避けた方が無難です。
バスが走らないだけでなく、タクシーを呼ぶのも非常に困難です。
どうぞご注意ください。