マリージョア襲撃でフィッシャー・タイガーは魚人島の英雄に!フィッシャー・タイガーは旅で“人間”を見て、マリージョアの奴隷達を解放すると決め、竜宮城でネプチューン王達へ報告し実践したようです。考えの異なるオトヒメ王妃もフィッシャー・タイガーを止める事などできませんでした。オトヒメ王妃はフィッシャー・タイガーマリージョア襲撃後も、いつかまた世界会議に参加出来る日の為に署名を募り続けます。
魚人街では、15歳のホーディ・ジョーンズやゼオ、ダルマ、ドスン、イカロス・ムッヒらがフィッシャー・タイガーの活躍を喜んでいます!
偉大なる航路では 海兵とタイヨウの海賊団が戦闘!海軍の少将は魚人達に元奴隷を全員差し出せと言い、フィッシャー・タイガーは奴隷の烙印があるか調べろと言います!やはり“天駆ける竜の蹄”奴隷の烙印をタイヨウのシンボルに変えたのは大きな効果があるんですね。フィッシャー・タイガーは海兵に逃がしてやると言いましたが、アーロンは人間を“死刑”に!
マリンフォード「海軍本部」では、ボルサリーノ中将がG2支部カダル少将の船が落とされたと報告されています!黄猿が少し若いですね!タイヨウの海賊団にはアーロン一味、恐ろしく強い男がいると報告しているのは戦争の時に中将だったストロベリーですね!斬新な髪型!
人間を殺して叱られるアーロン!アーロンとジンベエは度が過ぎやしないかとタイガーに言われています。フィッシャー・タイガーは、殺したら負け 人間と同類になると考え、これは差別の歴史の“復讐”ではなく虐げられる者達の“解放”で、タイヨウの海賊団は解放と自由だと言います!恨みのままに人間達へ復讐すれば、その後生まれるのは更なる人間からの復讐!何の罪も無い未来の魚人族が目の敵にされてしまう為、追って来る者達とは戦い奪うが誰も殺さない!
アーロンは、復讐されない様に より残虐に人間達が震え上がるように息の根を止め、魚人の強さと恐さを知らしめれば仕返そうなんて考えないと言います!そしてジンベエにぶん殴られるアーロン!タイガーはジンベエに、オトヒメ王妃の訴えは理想だ、彼女にとって おれとアーロンの何が違うと言い、自分の心の奥に住む“鬼”が一番恐いと言いました。心の奥底では、最後の一線を越え人間を殺したいと思っているのでしょうか。
タイヨウの海賊団を討ち取って名を上げようとする海賊なども出現!オトヒメ王妃は変わらず署名を集めます!フィッシャー・タイガーの首に2億3千万ベリー、ジンベエの首に7千6百万ベリーの賞金がかかり、怒るアーロン!2千万ベリーがかけられるのはまだ先でしょうか。
約3年が過ぎた頃(12年前)とある島で、奴隷解放の際にマリージョアより逃れて来た子どもを故郷へ連れて行って欲しいと頼まれ、タイヨウの海賊団の船に乗せる事に!コアラという女の子で11歳、始終にこにこしている子です。人間が嫌いなアーロンが癇にさわるとコアラを殴りつけると、コアラは自分の服を破り、謝りながら笑った顔のまま床を拭き始めました。同じ奴隷が泣いたり掃除を休んだだけで殺されていた為 奴隷の生き方がしみついてると魚人の一人が言いました。
フィッシャー・タイガーは、コアラの奴隷の烙印を手荒ですが消し、忘れさせてあげようとしました!何をされても泣きませんから殺さないでくださいと言うコアラに、タイガーは泣けばいいと言い目の前で銃を海に捨て、誰も殺さない事を示し 必ず故郷へ送り届けると言いました!そして涙を流すコアラ!これから人間であるコアラと魚人達の話が展開していきそうですね!
→第621話 “オトヒメとタイガー”
→第623話 “海賊フィッシャー・タイガー”