今夏の熱中症患者の増加は「最速ペース」!
熱中症を予防・対策しよう!
今年の夏は本当に暑いですね。猛暑で熱中症患者が激増しているらしいですね。高齢者が室内で亡くなるケースも相次いだし、若いからといって油断するのは危険です!暑い室内で作業する人、外回りの営業、スポーツ時などは特に要注意!
国立環境研究所の専門家によると、今年の熱中症患者の増加は「(比較できる)過去10年間で最も速いペース」だそうです!昨年5〜9月に東京都内で熱中症 とみられる症状で病院に運ばれた人は759人ですが、今年はなんと7月だけで1,464人(東京消防庁発表)との事!まだまだ猛暑は続くので、しっかり予防・対策して健康管理していきましょう!!
●熱中症予防・熱中症対策
1. こまめに水分・塩分を補給しましょう
汗は体から熱を奪い 体温が上昇し過ぎるのを防ぎますが、失われた水分を補わないと脱水状態になり、体温調節能力や運動能力が低下してしまいます。暑いときにはこまめに水分を 補給しましょう!また、汗からは水と同時に塩分も失われ、塩分が不足すると熱疲労からの回復が遅れてしまうため、塩分も補給する必要があります!水分の補給には0.1〜0.2%程度の食塩水が適しているそうです。
ちなみに
喉が渇いた時は既に脱水状態なので、汗をかく前から水分補給する事を心掛けましょう!
2. 服装を工夫しましょう
クールビズは環境にやさしく経費削減できるだけでなく、熱中症予防にも有効!吸汗・速乾素材や軽・涼スーツも効果的!黒色の服は出来るだけ避け、可能なら襟元をゆるめ 通気を心掛けましょう!夏の直射日光を防ぐためには帽子も有効!スポーツ時には
高機能なスポーツウエアが良いですね!
3. 暑さを避けましょう
猛暑の時には出来るだけ暑い場所を避けましょう。仕事などでどうしても暑い場所に居続けなければならない場合は、通気を良くするなど少しでも その場所の温度が下がるようにしましょう!
4. 休息・睡眠を十分に取り、体調を整えましょう
疲労の蓄積は集中力の低下につながり、体の機能が正常に働かなくなってしまいます。睡眠不足も免疫機能が低下するため熱中症になりやすくなります。疲れが たまっている、睡眠不足、風邪気味など体調が良くない時は、暑い場所での作業、スポーツ、日中の外出などは避けましょう!
●熱中症応急処置の方法
涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、水分や塩分を補給すれば通常は回復します。
吐き気やおう吐など 自分で水分補給ができない、意識がない、呼びかけに応じない、言動がおかしいなどの場合は重症が疑われるのですぐに救急車を呼び、病院で適切な治療を受ける必要があります。!
救急車が来るまでの現場での処置も重要です。体温を下げるには、水をかけたり濡れタオルを当てて扇ぐ方法、くび、腋の下、足の付け根など太い血管のある部分に氷やアイスパックをあてる方法などが効果的!足を高くし、手足を末梢から中心部に向けてマッサージするのも有効です!
熱中症対策、熱中症予防をして、猛暑を乗り切りましょう☆★