ヨーロッパに行って、レストランで食事を楽しまれる方も
たくさんいらっしゃることでしょう。
学問としての観光学でも、グルメツーリズムという定義もあるほどです。
さて、ヨーロッパもたくさんの食事ができる場所があります。
もちろん「世界中どこでも」存在するマクドナルドやKFCなどは
セルフサービスなので日本と同じようにオーダーできます。
ところがきちんとテーブルについて、座ったままでオーダーする
レストランになるとちょっと様子が違ってきます。
フランスの場合は日本同様いきなりテーブルに案内され、
飲み物と食事を注文することになります。
もちろん先に飲み物だけを注文することも可能ですが、
ワインと料理の相性の事もあって、
高級な場所では場合によってはソムリエに相談することもあるので、
結局は同時の注文になってしまいます。
一方、イギリスではレストランにバーが併設されていることが多いです。
バーで食前酒を飲みながらひと時を過ごし、
その後テーブルに案内されるという段取りを踏みます。
そして食事をいただいた後は会計なのですが、
日本とは違い、自分で会計に行くことはまずありません。
ウェイター・ウェイトレスを呼んでお願いするのです。
その時にCould you please bring a billとか
L'addition s'il vous plaitとお願いすることになります。
そうすると、その段階で始めて伝票を持ってきます。
伝票を確認したら、現金でおつりがいらない場合は
そのまま伝票と一緒にお金を置いていって、そのまま出て行ってもOKです。
クレジットカードの場合は、伝票とカードを渡して待ちますが、
最近はワイヤレス式のカード読み取りの機械を
自席まで持ってきてくれて、その場で処理することも多くなりました。
クレジットカードがIC対応の場合は、自席で暗証番号を入力すれば、
サインも不要となります。
このように、ちょっとしたルールを覚えれば、
レストランにも気軽に入ることができます。
まだ、自分たちだけで入ったことがない人は、
是非トライしてみましょう!
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