環境省は30日までに風力発電施設から騒音がでるとの苦情を住民から受けていることに対しての調査結果を発表しました。その結果、初めて風力発電施設から発生する低周波音が確認されました。施設からは160〜200ヘルツの低い音などが、350メートル離れた家庭で確認された模様。今後同省は、騒音による健康被害について調査する考えです。
今回の調査は、愛知県豊橋市、田原市、愛媛県伊方町。豊橋市では低周波は測定されませんでした。
エコ発電の担い手として期待されている風力発電ですが、このような問題でコストが上がるようなことがあると、代替エネルギーに頼ることになってしまいます。
エネルギーのポートフォリオを考える上でも、早く問題を解決し、健康被害のないクリーンエネルギー開発に取り組んでいってほしいものです。