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ずっと続いているメーグルシリーズですが、今回はトヨタ産業会館の紹介です。場所は名鉄「栄生」駅
のすぐ近く。以前紹介した「ノリタケの森」から歩いて５分くらいの所です。メーグルバスは名古屋駅が
始発・終着となっており、始発から数えて一番最初の停留所となるのが、トヨタ産業会館です。

では一体何があるのか？といいますと。まず都会にはミスマッチのレンガの館。中にはいると車の部品
はまったく無く、毛織・織機の機械がならんでおり、紡績会社そのものです。


写真１
産業会館の外観。パースを付けているので広く見えますが、実際かなりの広さがあります。
canon EOS5dmark2 24-105mmF4IS ISO100 1/200秒 焦点24mm F10 EV+-0



写真２
入口を入って直のエントランスになります。開放感を出す為天窓が硝子になって
います。このような写真を撮るときに、写真奥側から撮るのと、今回のように
天井を「受ける」形に撮影するのでは、大きく雰囲気が変わります。個人的には
受ける形の方が好きですが、逆も開放感が強調されるのでいいかもしれません。
canon EOS5dmark2 24-105mmF4IS ISO100 1/120秒 焦点24mm F8 EV+-0



写真３
館内に入ると、とたんに暗くなります。こういう明暗の差についてですが、人間の眼は当てに
なりません。こうしたときに、便利なのが「ＩＳＯオート」です。感情の無い機械の判断の方
が頼りになることがあります。今回「オート」にしたところ１６００の感度を選んでいました。
canon EOS5dmark2 24-105mmF4IS ISO1600 1/30秒 焦点32mm F4 EV+-0



写真４

館内にはお姉さんが要所要所で解説をしてくれます。この撮影は正直「失敗」です。
下記のデータを見てもらえば解るのですが、ISO640で1/80秒、焦点82mmですが最低限の
手ぶれ防止ラインはクリアしています。焦点距離=ｼｬｯﾀｰｽﾋﾟｰﾄﾞはクリアしています。
しかし、女性の周りは色が強く直線が多い被写体。更に女性の手元は動いている状態。
24-105ｍｍで望遠側の82mmですと、深度も浅くなりがちになり、結局手ぶれが発生。
室内で動く被写体の場合ですと、やはり焦点距離の倍近いｼｬｯﾀｰｽﾋﾟｰﾄﾞが要求され、
望遠側で撮影する場合更に注意が必要ということです。
canon EOS5dmark2 24-105mmF4IS ISO640 1/80秒 焦点82mm F4 EV+-0