さて、前回は紡織を中心にした展示でしたが、展示室2の方へ進みます。そうすると
トヨタらしい車の作業工程の展示や、実際のエンジンの展示などが現れます。
写真にはありませんが、トヨタ自動車初期のころの工場の再現など、車好きには応えられない
展示内容となっています。
写真1
広大な工場の展示です。2Fからの撮影。実際の工場にいるような錯覚を覚えます。
canon EOS5dmark2 24-105mmF4IS ISO640 1/40秒 焦点35mm F10 EV+-0
写真2
車好きの方は直にわかるかもしれませんが、V8・4000ccのエンジンです。セルシオとか
マジェスタに搭載されていたエンジンです。
canon EOS5dmark2 24-105mmF4IS ISO640 1/30秒 焦点35mm F4 EV+-0(写真2)
canon EOS5dmark2 24-105mmF4IS ISO640 1/80秒 焦点80mm F4 EV+-0(写真3)
Pモードで撮影しましたので、深度が浅く開放付近で入っています。ということはカメラが
「暗いから開放付近の絞りを選んだ」ということになります。感度が640で上記のシャッタースピード
なのですが、全体にちょっと「眠い」写真になっています。(見れるレベルではあるが)
こうした場合、深度を深くすると、ハリがある写真になるのですが、暗くなる。明るくする為に
感度を上げると、ノイズが乗る。とまあ、意外と難しい被写体なような気がします。
敢えて答えを出すのなら、
F5.6 ISO800 1/100秒 焦点100mmが理想的なのかもしれません。
さて、今回の産業会館、パッとしない写真が多いというか、失敗が多いというか・・。室内での
撮影条件ということで、あまり条件はよくないことはあるのですが、勉強することが多くありました。
展示物を実物より「らしく」見せることで、こうした施設のパンフレットはできています。
エンジンであれば、メタル感や重量感、何より「力強い、高性能」という写真にしなければいけません。
折角、閲覧していただいている方には申し訳ないような写真ですが、撮影時のデータを参考に、より
良い写真をみなさんに撮影していただきたいと思いご紹介いたします。