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ミシュランの「星」が意味するもの

◇評価 104ポイント
◇閲覧回数 16,285
◇登録日
2007年11月20日
Seaview
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道場主

Lv.48

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    2007年11月22日、ミシュランは史上初めてアジアの都市として
    東京のレストランガイド「ギド・ルージュ」を発行しました。
    ここでは8軒の三ツ星レストランをはじめ、
    二ツ星・一ツ星も含め150軒のレストランが名を連ねています。

    ところでミシュランと言えば、言わずと知れたフランスのタイヤメーカーです。
    なんでタイヤメーカーがレストランガイドを?と思う方も多いはず。
    これにはちゃんと理由があって、ガイドを作ることで自動車旅行の需要を喚起し、
    それによって波及効果でタイヤの売り上げも伸びることを狙ったのが
    もともとの目的だったといわれています。

    しかし、今では出版部門もタイヤと同じくらい有名になってしまい、
    レストランとホテルガイドの赤い本「ギド・ルージュ」と
    一般的な観光ガイドブックである緑色本の「ギド・ヴェール」があります。
    ヨーロッパ各国版は長い歴史をもっており、
    日本でも英語版が輸入されて旅のスペシャリストを中心に
    幅広く活用されています。

    さて、一般的に「星」と呼んでいるレストランのランク付けですが、
    ガイドの実際の記号は、実は星ではなく花のような形をしています。
    そしてこの「星」の数とレストランの高級度は必ずしも一致しません。
    レストランの高級度はスプーンとフォークを組み合わせたマークの数で決まり、
    こちらは最高で5つまで付きます。
    このため、高級度が2つなのに、星を1つ獲得しているレストランがあったり、
    高級度が5なのに星がないレストランもたくさん存在するのです。

    つまり、高級度とおいしさは必ずしも一致しないということ。
    そして星が付かないレストランの方がはるかに多いということ。
    さらにミシュランにさえ載らないレストランはもっとたくさんあるということです。

    ガイドブックによる評価は、あくまでも参考程度に考えましょう。
    ただ、格式の高いレストランは服装にも気を配る必要があるので、
    予約した後は雰囲気を生かせるような準備をするといいでしょう。
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