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ライコネンのピット事故、実は信号無視。

◇評価 30ポイント
◇閲覧回数 9,501
◇登録日
2008年8月25日
ブルンディ
ブルンディ
道場主

Lv.283

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日曜日、初めて行われたバレンシアでのヨーロッパGP。鮮やかなマッサのポールトゥウィンでしたが、もう一台のフェラーリ、王者ライコネンにとっては散々なレースでした。

その中でもハイライトといえば、コバライネンと同時に飛び込んだ2回目のピット作業。
コース上で抜くのは困難なため、ピットでの逆転を狙うあまりフェラーリピットは焦って給油リグが抜けていないにも関わらずライコネンは走りだしてしまうのです。クルーの一人は後輪にはねられケガをしてしまい、ライコネンも合計20秒以上のストップ強いられ、後続のトゥルーリに抜かれるわで散々です。

この事故、フジテレビの中継ではロリポップマン(ピットストップ時にドライバーの前で、ストップやゴーの合図を出す人)がゴーサインを出したからって言っていましたが、フェラーリには元々ロリポップマンはいません。
その役目を担うっているのが写真の「信号機」。
この信号機を見てドライバーはピットアウトするのです。

キミがピットアウトする時、オンボードカメラでは確かに赤のままでした。
性格に言うと2つ目の赤が点灯している状態。
いずれにしろ一番右の青ではありませんした。

ということは、キミが焦ってしまったのです。
うまくいっていない時は、何をしてもだめなものです。
その後、エンジンブローでリタイアしてしまうので、結局このピットでの遅れは結果とは関係なくなってしまいましたが。

このレースを終えて、ポイントランキングトップのハミルトンとは13点差。
いよいよ2年連続チャンプの道が危うくなってきてしまいました。

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