第3回のお題は「
マンボウ」です。
マンボウは言わずと知れた平ペったい魚で、フグやハリセンボンと同じ仲間です。
成長すると全長4m、体重1.5tにもなりますが、この大きさはちょっと予想外でした。
ここまでデカイと可愛さ半減ですね。
マンボウの大好物は
クラゲです。
おっとり生きているので、クラゲくらいが丁度よいのでしょう。
栄養価は高くなさそうです。
クラゲ夢中になっているうちに気づいたら浅瀬で、そのまま浜に打ち上げられることも。
なんともおちゃめさんです。
私がマンボウファンになったきっかけは、NHKの「地球・ふしぎ大自然」でした。
テレビの中のマンボウは、
(確か)10匹くらいの群でジャンプをしていたのです。
あの平たくて丸い巨体で、海面上に垂直に数メートルもジャンプをしては腹打ちをし、時にそのまま失神して…、そんなことを繰り返していました。(※上記2枚目の図参照)
実はこれこそが、「次回ネタクイズ」に書いた「
寄生虫撲滅大作戦☆」なのです。
マンボウには「海のドクター」という異名があります。
これはマンボウの皮膚がザラザラしているため、他の魚たちがカラダをこすりつけて寄生虫を落とすことから付いた名前です。
マンボウからしたらホント
いい迷惑ですね。
そうやってなすり付けられた寄生虫を落とすために頑張ってジャンプしているのでしょうか。
また同じ理由から「マンボウの昼寝」と呼ばれる行動があるのですが、文字制限の関係で詳しくは
こちらをどうぞ。
結局、彼らはおちゃめで間抜けで要領が悪いけれど一生懸命生きている朴訥としたいい奴らなのです。
そんなマンボウを見ていると、自分は自分らしく頑張ろうと思えるのです。