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ヨーロッパの携帯電話

◇評価 20ポイント
◇閲覧回数 10,221
◇登録日
2007年9月7日
Seaview
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日本では第3世代(3G)の携帯電話が主力になっていますが、
ヨーロッパはまだまだ普及しておらず、ちょっと地方に行くと
使えないことが多いです。
さらに一つ前の第2世代の携帯電話ですが、
日本が独自規格のPDCを採用してしまったため、
GSMを採用したヨーロッパとは互換性がありませんでした。

このため、ヨーロッパに行くために
わざわざケータイをレンタルした方も多いと思います。

最近は日本のケータイでも、3GとGSMのデュアルになっているものが
少しずつ出てきました。
私自身もDoCoMoから出ているモトローラ製のM702iGを
愛用していますが、その理由がGSMが主力のヨーロッパで使うためなのです。

ところで海外でケータイを使う場合には「ローミング」と言って、
他の携帯電話事業者に接続することになります。
たいていはオートローミングで、つながりやすい会社になりますが、
これを自分の好みの電話会社に変えることもできます。
例えばフランスではBouygues Telecom(ブイグテレコム)に自動的につながっても、
ケータイの設定で強制的にOrange(オランジュ)に変えることもできます。

なお、ケータイを海外で使う時には料金に注意してください。
イギリスにいて、日本から持ってきたケータイから日本へかけると、
かけた人にイギリスから日本への国際電話料金がかかります。
ところがイギリスにいて、日本から持ってきたケータイから
イギリスにいる友人が持つ日本のケータイにかけると、
かけた人にはイギリス→日本の国際電話料金がかかり、
相手には日本→イギリスの国際着信料金がかかります。
また、日本にいる人がイギリスにいる日本のケータイを持つ人にかけると、
日本にいる人は国内料金で済み、受信側に国際着信料金がかかります。
この原則を知った上で、効率的にケータイを使いましょう。
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