化学物質
ヒスタミン:
ヒスタミンを多く蓄積した魚を食べると起こる食中毒。
マグロ・イワシ・サバ・サンマなどの鮮度が落ちた場合に
ヒスタミンが多く含まれる。これが原因物質となって
中毒を起こすことがあります。
症状は、顔が赤くなる、じんましん、吐き気、頭痛など
アレルギー症状に似ているので、アレルギー様食中毒といいます。
□有害な食品添加物
甘味料:ズルチン・サイクラミン酸ナトリウム
着色料:オーラミン(黄)・ローダミン(桃赤)・バターイエロー(黄)・メチレンブルー(青)
保存料:ホルムアルデヒト(ホルマリン)・ホウ酸・フッ素化合物
漂白剤:ロンガリット
□毒物の誤用・悪用による食中毒
通常は食品に用いることの無い毒物が食品に混入することで
起きる食中毒です。
メタノール・農薬・殺虫剤・殺そ剤・ヒ素・水銀・PCB(ポリ塩化ビフェ二エル)・カドミウム
などによるものがあります。重症になると死に至ることもあるため、
厳重な注意が必要です。以下のような大きな事件に発展した場合もあります。
・森永ヒ素ミルク事件(1955)
乳児用粉ミルクの製造過程でヒ素が混入。
・カネミ油症事件(1968)
食用油の製造工程でPCB(ポリ塩化ビフェ二エル)が混入。
※カドミウムによるイタイイタイ病、有機水銀(メチル水銀)による水俣病も
化学性食中毒であり、公害病として社会問題になりましたよね(=_=)
今回で食中毒編のネタはひとまず終わりにしたいと思いますが・・
この季節、ほんと皆さん食中毒には気を付けて下さいね(;一_一)
私も気をつけます!!
普段、何気なく食べているものに実は危険な食品添加物が入っていたり、
まだ大丈夫だと思って食べたものが、鮮度の落ちた危険なものであったり・・
少量で症状が出るものもあれば、蓄積してから体に異変が起こるもの
いろいろだと思います。
これからも、学んだこと・新しく発見した知恵などがあれば
また書きたいと思いますので、よろしくお願いします(^^♪
みぃでしたっ♪