ブリヂストンは2日、2010年をもってF1より撤退することを発表しました。
100億円規模の運営費を削減し、環境技術へ開発資源を集中する模様です。
1997年に参戦後、グッドイヤー、ミシュランとの熱き戦いを繰り広げた後、F1唯一のタイヤメーカーとして2007年からは全チームにタイヤを供給していました。
以下、ブリヂストンプレスリリースより
F1タイヤの供給について
株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四)は現在のフォーミュラーワン世界選手権(以下F1)公式タイヤサプライヤー契約が2010年に満了することをもって一つの区切りとし、新規契約を結ばないことを決定致しました。
当社は、大きく変化しつつある事業環境の中で、経営の最終目標を実現するには、経営資源を再配分し、革新的技術や戦略分野へ技術開発資源を重点的に集中させることが必要であると判断し、今回の決定に至ったものです。
F1を足元から支えることにより、当社の技術は格段の進歩を遂げました。それに加え、世界中の皆様にブリヂストンをグローバルプレーヤーとしてご認識いただくようになったことは、当社にとって非常に大きな意味を持ちます。F1から得た多くのことを財産とし、今回の契約満了を一つの区切りとして、更に取り組むべき大きな課題に向け邁進してまいります。
ブリヂストンは2010年シーズン終了まで従来と同様にF1を支えてまいります。F1チームならびに関係者の皆様、世界中のF1ファンの皆様に心より感謝申し上げます。
世界的な日本企業の撤退はとても残念ですし、浜島さんのわかりやすい解説が見られなくなるのも寂しいです。
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