ウィリアムズは、来季2010年シーズンを、ルーベンス・バリチェロとニコ・ヒュンゲンベルグの2人をレースドライバーとして契約することを発表しましました。
ヒュンゲンベルグは今年、ウィリアムズのテストドライバーを務める傍らGP2チャンピオンに輝き、実力は申し分ありません。
そのヒュンゲンベルグをサポートする役割として、ベテランを探していたウィリアムズにブラウンGPから放出されたバリチェロが加入することとなりました。
今年のエースドライバー、ニコ・ロズベルグは、メルセデス資本が入るブラウンGPに移籍確実と見られ、入れ替わりの形。
バリチェロといえば、最多出走記録を更新中で今年2度の優勝を飾りドライバーズランキング3位と、経験はもちろん速さも衰えていないことを証明しています。そんなベテランがルーキーをうまくサポートすることで、名門ウィリアムズ建て直しを図ります。
エンジンをトヨタから復活のコスワースに変更を発表していますが、開発凍結している今のF1の中で唯一開発を許されるこのエンジンがどのような走りを生むのかは未知数です。
気になるのは今年レースドライバーだった中嶋一貴。今シーズン、残念ながら0ポイントに終わってしまった代償は大きく、複数のチームと交渉を行っているといいますが、いい話はなかなか聞かれません。
来季も出走し粘りの走りを見たいものです。
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