トヨタ自動車は、F1から今年限りで撤退する方針を固めた模様。
4日に開催する臨時取締役会で正式決定を行い、豊田章男社長が東京都内で会見します。
当初はコンコルド協定にて2012年まで参戦を継続する予定だったが、不況による2期連続の赤字をとなり、F1参戦費用を捻出するのは困難ということです。
トヨタはグループの富士スピードウェイがF1開催を取りやめる事が決まっており、これでグループ全体での撤退となります。
来年が運営コストが下がるとはいえ、バジェットキャップが適用されないこととなり数百億円かかる見通しの予算をカットして、本業の建て直しにかかります。
今後はコンコルド協定に則り、チームの譲渡など検討に入る模様。運営費を大幅にカットした上で、共同参戦という道も残されているようです。
ウワサされていたことだけに、やっぱりという気持ちですが、実際に撤退が決まると寂しいものです。
先日のアブダビGPで活躍した小林可夢偉のドライビングが見られる可能性もあっただけに、とても残念です。
同様にウワサとなっているルノーの動向も気になるところですが、クビサのシートを発表しているだけに来年は大丈夫かもしれません。
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