山はイキモノです。
季節や天候によってその姿は大きく変化します。
明らかに天候不順であったり、自分の体調が良くないときはできるだけ
登山を避けましょう。また、山には独特の生態系が存在します。
ヘビや有害な植物もあるので、ある程度の知識を持って山に登りましょう。〈登山届を提出する〉
人気の山には登山口等に登山届けを出すボックスが置いてあります。
もしトラブルが発生した場合、救助隊が発見してくれる可能性が高くなるので、
必ず提出しましょう。
〈レスキュー用品の準備〉
無線、携帯電話、笛、鏡など救助者に見つけてもらうための道具を持って行きましょう。
携帯電話に関しては、電波が届かない場所や充電が切れてしまう場合があるので
万能とは言えません。ツエルト、レスキューシート、テント、水も重要です。
なにより重要なのは、コースや日程などを把握しておく事です。以下は、登山中のトラブル対処法です。
〈雷に遭遇した場合〉
高い木には近づかず、傘をささないようにしましょう。
出来るだけ低い場所で膝を抱えて座わりましょう。
〈かぶれる木にはさわらない〉
かぶれる木には、ハゼノキ、ヤマハゼ、ヤマウルシの主に3種類があります。
いずれもウルシ科の木で、羽状複葉を持つことが共通する特徴です。
どれも小さな複数の葉が集まって1枚の葉を構成するので、
この規則性を見抜けるようになれば、一見しただけですぐ羽状複葉だと分かります。
ちなみに最強のかぶれ度をもっているのがツタウルシです。
ツタのように伸びで木の幹に絡み付いています。
ツタウルシの葉は3枚の葉がワンセットになった形をしているので見分けるのは簡単です。
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