北アルプスの立山連峰に剱岳(剣岳)という山があります。
標高は2999m。映画「劔岳 点の記」の舞台にもなった日本最強の山です。
(ウィキペディアより参照)
弘法大師・空海が草鞋千足を費やしても登れなかったという伝説があり、
日本でもっとも危険な山と言われています。
そのため、日本のアルピニストの憧れでもあります。
上の画像は立山曼荼羅です。左上部、険峻にそびえる山が剱岳です。
地獄の針山として描かれています。
日本一高い山は富士山ですが、あの山は誰だって登れます。
しかし剱岳はそうはいかないです。
まずはこの動画をご覧下さい。
カニのヨコバイと言われる鎖場です。
足下は断崖絶壁、頼りになるのは己のハートと鎖のみです。
体力、脚力、精神力はもちろんですが、
アルパインでのロッククライミングの経験が必要になってきます。
同じくカニのタテバイ。先程は横方向でしたが、今度は縦方向です。
怖いですね〜。気を抜いたら真っ逆さまです。
他にも危険な箇所はたくさんあります。
剱岳では、たくさんの方が遭難したり、事故に遭われて命を落としています。
夢のある話もあります。
記録上、剱岳に最初に登頂した人物(1907年)が、
山頂付近にて錆び付いた鉄剣と銅製の錫杖を発見しました。
おそらく平安時代の修験者ではないかと言われています。
登山靴も無い時代に、よくぞこのような山に登ったものだと思います。
いずれボクも近いうちにアタックできればと思っています。