自らの腕を切り落として生還した登山家アーロン・ラルストン氏の実話を
題材にした「
127時間」という映画が公開されています。
アカデミー賞では、6部門にノミネートされました。
彼は、2003年5月にアメリカ・ユタ州の渓谷で事故に遭い、
岩に挟まれた右腕をナイフで切断することにより脱出しました。
この事故を自伝とした
小説「奇跡の6日間」がこのほど映画化されたというわけです。
アメリカでは、映画内の右腕切断シーンがリアルすぎて、気を失う観客が出たそうです。
当時彼は、旅の計画を誰にも伝えていなかったそうです。
そのため、彼がどこに行ったのか知る人はいなかったのですが、
こういう話を聞くと、登山とクライミングを舐めるといかんなと
あらためて身の引き締まる思いになります。
登山はレジャーではありません。過酷なスポーツです。
特に単独登山は危険度が増すので、しっかり計画書を作って家族や
知人に渡しておいた方が良さそうですね。
↓実際のアーロン・ラルストン氏。事故後も登山を続けています。