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規格の違い・テレビ編

◇評価 5ポイント
◇閲覧回数 7,368
◇登録日
2007年10月24日
Seaview
Seaview
道場主

Lv.48

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    ヨーロッパでビデオソフトを買って、いざ日本に持って帰ってきたら
    見れなかった、という経験はありませんか?

    実はテレビ(アナログ方式)には世界で3つの規格が存在します。
    日本はアメリカと同じNTSC方式ですが、
    ヨーロッパはイギリスを始め多くの国がPAL方式を、
    フランスなどはSECAM方式を採用しているため、
    そのままでは見ることができないのです。
    仮に見れたとしても、画像が乱れていてとても鑑賞に耐えられません。

    現在、ヨーロッパでもDVDがビデオテープに取って代わっています。
    実は理屈はこちらでも同じで、DVDでもNTSCと
    PALやSECAMとの違いは問題となってくるのです。
    DVDにはリージョンコードといって、地域によっての区分があり、
    それが違うだけで見れないケースもありますが、
    リージョンコードははずす方法があるものの、
    テレビ・ビデオに関しては規格そのものが異なるだけに深刻な問題です。

    このため、次のように対処することをお勧めします。

    <日本のDVDやVHSテープをヨーロッパに持っていく場合>
    イギリスやドイツなどPAL方式の国の場合、
    現地のビデオやテレビはNTSCにも対応できることが多いので、
    そのまま見ることができることが多いです。

    <ヨーロッパのDVDやVHSテープを日本に持ち込む場合>
    VHSについてはごく一部に市販されている全世界対応の
    ビデオデッキで再生する以外に方法はありません。
    あとは業者に頼んで変換してもらうことになります。
    DVDは一般のDVDプレーヤーでは再生できませんが、
    パソコンで再生する場合は、少なくともPALはそのまま再生できます。
    幸い、リージョンコードはヨーロッパも日本も同じ「2」なので、
    パソコンの側が対応していれば、問題なく見ることができます。
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