クサガメ・イシガメ・ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)などの水棲ガメが怪我をしたときの、
治療・対処法・使える薬についてです。
「イソジンは使って良いの?」など、よくある疑問まとめです。
■亀がケガをしたときは?
命に関わるケガは、すぐに病院で診察を受けてください。小さなものは、自宅で治療できます。
×病院の処置が必須
高い場所から落下、甲羅が割れた、噛まれた、四肢の損傷、出血がある、骨折など。
○自宅の治療でよい
皮膚がめくれた、皮膚の一部が白い(赤い)、爪が折れた、など命に別状ないもの。
■イソジンは治りが遅れる
「イソジンうがい薬」に含まれるポビドンヨードは、細菌・真菌に対して高い殺菌力がありますが、
新しい細胞まで壊してしまい治りが遅れるため、現在では「亀や動物のケガには使わない方がよい」とされています。
「イソジンきず薬」の方がおすすめです。詳細はこちら →
亀にイソジンを使って大丈夫!?
■亀のケガの治療のしかた
「 薬 → 乾燥 → 水洗い」を、毎日続けます。傷を水洗いし、薬を塗って30分〜1時間ほど陸で乾燥させます。水槽に亀を戻すとき、軽く水洗いしてください。
○テラマイシン軟膏・・・細菌の炎症・ケガに有効
亀飼育者さんの間で、皮膚病とケガのどれにも有効で、最もおすすめとされている薬。細菌の炎症やケガの消毒、どちらにも使用可。
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○キシロA軟膏・・・細菌の炎症、特にケガに有効
細菌や痛みに効果的。消毒・細菌感染・炎症を防ぐのに有効。痛み止め成分(キシロカインなど)があり、ジュクジュクしたケガの消毒や化膿防止に。
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