クサガメ・イシガメ・アカミミガメなどの亀たちの冬眠期間と時期は、11月〜3月。亀の冬眠の終わりについて、よくある疑問・質問まとめです。
・亀の冬眠はいつ起きる?起こす方法は?
・冬眠の終わりはどのタイミング?
・途中で起きてしまったときは?
・冬眠明けに気をつけることは?
・餌をあげるタイミングはいつ?
など、
冬眠明けの春の亀の飼育と注意点について解説します。
■亀の冬眠の終わりはいつ
地域によりますが、亀が目覚めるのは春先の
3月。日中の気温が15℃を超えるあたりで目覚めます。ただし、最近は暖冬で冬眠期間が少しづつ短くなったりズレてきています。
■よくある疑問質問まとめ
1、寒いのに起きてしまったときは?
暖冬で暖かい日が続くと、冬眠中の亀が起きてしまうことも。
1〜2月の寒い時期は、寒くなると再び冬眠に入ります。体に異常がなさそうであれば、そのままそっとしておきます。
2、亀は起こして良い?起こし方は?
日中15℃近くになると、亀が自然に起きます。無理やり起こさず、自然に任せるのが理想的です。
3、冬眠終わりのタイミングはいつ?
亀が目覚めてガサゴソ動き出したときが冬眠終了。亀が起きたら、早めに元の水槽へと移します。
■冬眠明けの脱走に注意
亀が目覚めたあとの脱走が多いです。庭やベランダなどの屋外で冬眠させていると、レンガ・落ち葉・他の亀を踏み台にして脱走する事故が多いため要注意!
■冬眠明けの亀の飼育方法
亀が冬眠から目覚めたら、いつも通りのお世話が必要。餌やり・日光浴・水換えをスタートします。
◯亀に餌をあげるタイミングは?
いきなりたくさん与えず、
20℃以上の暖かい日が2〜3日続くタイミングで餌を与えるとよいです。
◯水中ヒーターでの保温は必要?
春先の15℃前後の温度は、亀にとって「冬眠には暖かすぎて、餌を食べて活動するには寒すぎる」という温度。何も食べずに動き回る状態が続くことは、亀の体にもっとも負担がかかります。
外気温が20℃以上になるまで、
ヒーターで25℃前後を保つと安全です。
(2022年2月17日 改訂)
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