リクガメの床材を、人工芝に変えて分かったメリット・デメリットなどをまとめてみました。参考になれば幸いです!
■人工芝にしたきっかけ
飼育を始めて2年ほどで、ヘルマンとらじろう氏の鼻から呼吸音がしました。異常は見られなかったですが、鼻の穴に、床材の粉塵が入っていたことが気になりました。
ヤシガラしか使ったことがなかったですが、一度、粉塵が出ない素材へ変えることに。
■人工芝の床材に変える
リクガメの床材を変える方法です。
ケージの床にペットシーツを敷き、その上から人工芝を敷いてスノコ代わりにする方法。
今は、人工芝、レンガ、爬虫類用の石のプレートも使っている飼い主さんが増えていますよね。
「ペットシーツや新聞紙はリクガメが誤飲する」と言われますが、人工芝を上から敷くことで、ペットシーツに触れたりかじることもできなくなります。人工芝の素材の誤飲もありませんでした。
ヘルマン特有のおおらかな性格で、当日から馴染んでくれました。良かった!
■毎日のメンテとお世話
○人工芝マット
人工芝マットは、65×45のケージサイズに合わせてカットしたものを結束バンドでつないであります。同じものを2枚用意して交互に使用。汚れたら外で洗います。
○ペットシーツ
ペットシーツは毎日交換。36枚入りを毎月使います。ペットシーツの方が高いイメージでしたが月に1000円前後。床材と比べて、そんなにコスパは変わりません。
■メリット・デメリット
ヤシガラから、人工芝+ペットシーツに変えてみて気づいたことです。素材の特性がよく分かりました。
×フンが人工芝の隙間に入る
人工芝の隙間にフンが入ると処理が大変。乾いてから、割り箸で押し出すととれます!
×ヤシガラのような消臭効果がない
人工芝にしてから、初めてヤシガラの消臭効果を実感。ニオイがこもりやすいです!
×爪が擦り減らなくて伸びやすい
人工芝は、リクガメの爪がすり減りません。爪が伸びる前に、ケガ防止のケアが必須!
○替えたいときに替えられて清潔
通常の床材は1ヶ月ほどで交換ですが、ペットシーツはいつでもすぐ替えられて清潔!
○粉塵が出ない・虫がわかない
人工芝やペットシーツは粉塵が出ないし、コバエやダニも発生しないため助かります!
■床材を変えてみた感想
人工芝の掃除が少し大変ですが、替えて良かったと思いました。床材の素材の良さや特徴を、新たに発見できて勉強になりました。いろいろ試すのも、飼育の楽しみですね。ご参考になれば、幸いです!
(2021年3月8日 改訂)
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