ビューリー村(Beaulieu)はイギリス南部の港町
サウサンプトン(Southampton)に近い、
ハンプシャー州(Hampshire)に属する小さな村です。
2005年3月に指定されたばかりの
ニューフォレスト国立公園の中にあり、
のどかな雰囲気を持っています。
Seaviewが留学中に住んでいたボーンマス(Bournemouth)からも比較的近く、
お気に入りの場所だったので、ここへはよく遊びに行きました。
ビューリーについてはまにあ道スタートの日(2007年9月1日)のネタとして
一度取り上げましたが、今回は3回に分けて詳しくご紹介します。
さて、ビューリーのスペルを見ると、ちょっと不思議な感じがします。
Beaulieuという綴りは、どう見てもフランス語に見えます。
フランス語読みをすればボーリューと読めます。
そしてそこに住む貴族であるモンタギュ卿(Lord Montagu)もまた、
フランス人っぽい姓です。
ビューリーから少し行けば港町があり、
そこから海の反対側はフランスなので、
何か関係があるのかもしれません。
そのモンタギュ卿の邸宅が、現在は一般公開されています。(写真左)
通称パレスハウス(Palace House)と呼ばれるこの建物には、
現在もメイドさんがいて、建物の案内役も務めています。
コスプレ以外でメイドさんを見るのは、実はここが初めてで、
何か新鮮な雰囲気を感じたのでした。
建物の中は重厚さの中にも落ち着きが見られ、
高級そうに見えても、きらびやかさはあまりなく、
かえって地味にも見えました。(写真中)
しかし、窓の外には緑が映え、
のどかな村の雰囲気を醸し出していました。(写真右)
自然の風景は、実は一番贅沢なものかもしれません。
だからこそ、パレスハウスは地味だったのかも、とも思えてきました。
さて、このパレスハウスの主であるモンタギュ卿は、
意外な趣味を持っていました。
それも、究極のマニアと言っていいレベルです!
詳細は
【中編】のお楽しみ!!
コメントはまだありません。