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イギリスの入国審査を甘く見ないように!

◇評価 15ポイント
◇閲覧回数 18,344
◇登録日
2008年4月3日
Seaview
Seaview
道場主

Lv.48

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以前から厳しい入国審査で知られるイギリスは、
最近になってより一層厳しくなったので、要注意です。
実は質問サイトやブログでも、イギリスで入国拒否に遭ったという
書き込みがこのところ急増しているのです。

ではなぜイギリスはここまでして入国審査を厳しくしているのでしょうか。
その最大の目的は、不法就労を防ぐことなのです!!

2004年、EUは東欧諸国まで拡大しました。
EUは統一市場を作ることに目的があるので、
労働力の移動も加盟国間で自由です。
このため、イギリスにはポーランドやラトビアを中心に、
多くの労働力がEU加盟国から流入しました。
(EEA加盟国のノルウェー・アイスランド・リヒテンシュタイン国民も就労可能)

その一方で、イギリス人やEU・EEA加盟国民の雇用を守るため、
それ以外の国民の労働には厳しい制約が課せられました。
雇用主はイギリス人とEU国民の雇用を優先することが義務付けられ、
それでも不足する場合には、他の国民を雇うというルールがあります。

このため、イギリスでは入国審査が極めて厳格になっています。
イギリスを訪問される方は、特に下記の点に注意してください。

1 観光で入国する場合
滞在日数と滞在先はかならず答えられるようにしてください。
また、帰りの航空券や宿泊予約確認書を提示できるようにしてください。
さらに若い女性でイギリス人の彼氏に会うために入国するケースは
イギリスでの勤労を疑われることが多いので、要注意です。
滞在先がホテルでない場合は、きちんと説明できるようにすることが必要です。

2 留学で入国する場合
留学先からの入学許可証など、留学を証明するものを必ず用意してください。
入国してから留学先を探すということはやめましょう。
現在、留学資格で入国するには政府機関(DfES)のリストに載っている
学校でないといけないようです。
留学目的の場合は、面倒でも日本でエントリークリアランス(ビザに相当)を
事前に取得することを強くお勧めします。

イギリスはビザなしで半年間までの滞在ができますが、
第3国に出国してすぐに再度入国しようとするなどの行為は、
就労を疑われ、入国拒否に遭う可能性が強まります。
長期滞在をされる場合は、きちんとビザを取得してください。
語学学校を転々とするなど、遊びで長く滞在することは避けた方が無難です。
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