海外のスポーツ新聞を扱った記事で、試合に出場したサッカー選手の評価が
点数で採点されるという記事をよく見かけるようになりまりました。
満点は「10点」で平均が「6点」ということらしいですが、
中でもイタリアのスポーツ専門紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』の採点は厳しい事で有名です。
では10点満点って出た事あるのか?
と単純に疑問が沸いてくるわけですが、かつて10点がでたことが数度あります。
史上初の10点満点は1998年、セリエAのウディネーゼ対カリアリで、
当時カリアリに所属していたGKのアレッシオ・スコルピという選手です。
10点満点になった理由は、試合中、相手選手と接触して倒れた味方選手に
人工呼吸を行い蘇生させたらしく、「命は地球より重い」という評価が
添えられ10点を獲得したそうです。
でもこれは純粋なプレーというよりは、人道的行為に与えられた"満点"です。
しかし、プレーで10点満点を獲得した男がただひとり存在します。
それは、ロベルト・バッジョ。イタリアの至宝です。
2000年5月のインテル対パルマ戦。当時インテルに所属していたバッジョは、
チャンピオンズリーグ進出をかけたプレーオフの一戦で、先制点と決勝点を挙げ、
10点満点を獲得しました。
おそらくこの試合じゃないのかな↓
あと、代表戦では、2006年にイタリア代表がドイツワールドカップで優勝した時に、
リッピ監督、GKのブッフォン、DFのカンナバーロの3人に10点を出したそうです。
まあ、この時の採点は優勝の勢いでしょう。