皇后の誕辰で繍坊も慣例に従い長衣を献上する。魏瓔寧が長衣の刺繍をする事に。長衣は孔雀の羽毛と金銀糸を編み込んだ貴重な糸が使われる。問題が起これば皆の首が飛ぶ。その孔雀の糸が何者かに盗まれる。魏瓔寧は孔雀の糸の代わりになる糸を探し、質の悪い毛皮に目をとめる。
長春宮。各坊が祝いの品を献上し、繍坊の番になるが魏瓔寧は何かを待ち、長春宮宮女 喜塔臘 爾晴に少し待たせて下さいと頼むが中から呼ばれてしまう。魏瓔寧は礼品の盆を手に皇后の前へ。
貴妃 高氏は魏瓔寧を見て、この女官はと呟くように言い、嘉嬪 金氏を見る。
長春宮宮女 明玉に早く布を開けなさいと言われた時、太監 李玉が陛下からの恩賜品を持って来る。
今年は恒例の絹織物に加え、特別な贈り物 化粧箱を改造した仕掛け時計を見せる。清では誕辰の祝いに時計は禁忌。なので陛下が職人に命じ特別に造らせたと話す。
高貴妃は機嫌が悪くなり立ち上がり、風邪で祝宴には参加できないと退席する。嘉嬪も息子 第四皇子 が風邪気味ゆえ私もお先にと後に続く。
皇后 富察氏は長衣に触れ、金糸でも銀糸でも孔雀糸でもないと言う。
嫻妃 輝發那拉氏が動物の毛の糸だと言う。こんな質の悪い物で誤魔化そうと、と明玉が咎めるが皇后は止めて一体なんの糸で刺繍を?と聞く。
魏瓔寧は例年 刺繍は金銀の糸が孔雀糸を使いますが今年使った糸は鹿の尾の毛。皇后様は平素より倹約に励まれ、金糸や銀糸は贅沢品と仰せだと。また清の祖先も入関前は鹿の尾を糸にして衣や装飾品を縫いました。此度は敢えて金銀の糸を控え旧習に返り皇后様の倹約の意向に従うとともに建国の苦労を忘れましとの意味を込めましたと説明する。
嫻妃と純妃 蘇氏純は感心するが、舒貴人 納蘭氏はきっと何か裏があると言う。
皇后は宮中は最近 益々贅沢に。祖先の苦労を心に刻み贅沢をやめ、倹約するべきと言うと魏瓔寧に褒美をと言う。
繍坊に褒美が運ばれるが魏瓔寧は長春宮で跪いていた。そして実は孔雀糸が盗まれ、やむなく代用したと真実を話す。その場凌ぎの口実と謝罪するが、皇后は分かっていたがあえて指摘しなかった。なぜ時間を稼いだのか聞く。
魏瓔寧はお咎めがなければ答えますと罪に問わないと確認してから陛下からの贈り物が届くのを待っていました。皇后がご機嫌になられてから中に入れば怒りを緩和できるかと考えたと話す。
皇后は怒りかけるが、笑い、なかなかの知恵者と言う。孔雀糸を失くした罰としてもう一着常服を鹿の尾の糸を使って作るよう命じる
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皇后は魏瓔寧を気に入り、常服を仕上げた後 長春宮で仕えさせるよう言う。
皇后は孔雀糸の件を総監に徹底的に調べさせるよう命じる。
繍坊。魏瓔寧の長春宮への異動の話しが皆の知るところになり、玲瓏は益々 魏瓔寧の事が気に入らなくなる。
魏瓔寧は繍坊を出る前に犯人を捕まえてなくてはと考え、皇后からの下賜品を餌に罠をしかける。
魏瓔寧は玲瓏が下賜品を盗もうとした所を押さえるが、玲瓏は認めず繍坊の宮女達を味方につけて逃れる。しかし内務府総管 呉書来が孔雀糸を盗んだ犯人を皇后の命で探していると知り焦る。
吉祥の誕生日に魏瓔寧は刺繍品と交換で麺をもらい誕生日祝いに長寿麺を作ってくる。
そして繍坊を離れるため吉祥を案じて、宮中では頭を使うの。何かあったら相談して。すぐ他人を信用しては駄目と言う。
誕生日祝いで刺繍した手巾を渡し、素敵な一年をと言うと魏瓔寧は仕事に戻る。
吉祥が麺を食べている所へ玲瓏が来る。そして宮仕えになってから疎遠になったと謝り許してと言う。吉祥は玲瓏を許すと、玲瓏は今日は誕生日 お祝いをあげると言う。
吉祥は玲瓏に言われた場所へ誕生日祝いを取りに行く。袋を手にした時、呉総監と張女官が来る。その袋の中には孔雀糸が入っていた。
吉祥は孔雀糸を盗んだ犯人として死罪となる。
玲瓏は私と吉祥は幼馴染。あんな事をするなんてと仲間達の前で泣く。
魏瓔寧は玲瓏が犯人だと考え、機会を待つ。
陛下の常服を作る女官が病になり作業途中の服の手伝いをする事になる。玲瓏が名乗り出るが、魏瓔寧も名乗りでて、二人で腕比をすると言う。
張女官は二人に3日の期限を与える。
魏瓔寧は期限の日、わざと寝坊する。玲瓏は魏瓔寧の作った常服と自分が作った常服をすり替えて張女官に渡す。
魏瓔寧は常服をすり替えられたと言うが玲瓏は自分が作った物だと押し切る。
養心殿。太監 李玉は陛下に命じられた霊柏の木の下で会った宮女を探すが見つからず、頭を悩ませていた。
乾隆帝は仲永檀が鄂善の賂と張延玉を弾劾する奏状を皇后の弟 御前侍衛の富察傅恆弟に見せ、この奏状は鄂爾泰から張延玉への宣戦布告だと言う。
富察傅恆は仲永檀は鄂爾泰の門弟。張延玉と鄂爾泰は先帝の重臣。慎重にと助言する。
張延玉と鄂爾泰は先帝の右腕だったので乾隆帝は容認していたが、昨年は桐城では張家と姚家が役人の半数を占めると劉統勤が張延玉を弾劾した。あの時は誇張だと思ったが今思えばまんざら嘘ではない。鄂爾泰に至っては次子の鄂実がその妻を亡くし直ぐに高斌の姉を娶らせた。高貴妃の親戚となり、目的は明白だと言う。
富察傅恆は漢族は張延玉を満州族は鄂爾泰を支持。地方の総督や巡撫まで加勢しており二人を潰すには時を待たねばと話す
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そこへ李玉がお茶を運んでくるが、皇帝は腹を立てていたため茶碗を叩き落とす。そして濡れた常服を着替えながら、親王らを呼んで審理する。まず鄂善を斬首と話している時に首に痛みを感じる。富察傅恆が襟元から針を見つける。
繍坊。呉総監が来て玲瓏を引っ立てる。
襟に針が残っており、一歩間違えれば謀反。全員の首が飛ぶと言う。玲瓏は魏瓔珞が刺繍したものだと言うが、魏瓔珞は知らぬふりをする。張女官は確かに玲瓏が作り私に手渡したと言う。
玲瓏は投獄される。
魏瓔珞は獄吏に金を渡し、玲瓏に会いに行く。
玲瓏はあれはあなたの仕業。私を陥れたと言う。しかし魏瓔珞は吉祥の事を考えてうっかりした。後で確認するつもりだった。原因はあなたの焦りかそれとも吉祥が罰したのかと言う。玲瓏は惚けるが、あなたが吉祥を殺した。あなたが孔雀糸を盗み、発覚を恐れて吉祥を騙し、犯人に仕立て上げ、罪を着せたと魏瓔珞は言う。
しかし魏瓔珞は杖刑80回の上、寧古塔への流刑。都から追放だと陛下が罰を下したと言う。
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