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歯周病の原因は、むし歯と同じく歯の表面に付着したバイオフィルムの中で繁殖する細菌です

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2019年3月26日

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歯周病の予防は「とても簡単」<o:p></o:p>

歯周病はどのようにすれば、予防したり、進行を止めたりすることができるのでしょうか?実は、歯周病を予防することは「とても簡単」です。歯の表面に付着した汚れを、溜め込まないようにすればいいのです。みなさんも、歯医者さんに行って、歯石をとったり、クリーニングしてもらったりして、歯がつるつるになって、とてもさっぱりした気分になったご経験があるかもしれません。しかし、毎日歯みがきをしていても、数か月経つと再び歯に茶色い着色が付いて来たり、歯が黄ばんで来たり、歯石が付いて来たりするのも、ご経験があるかも知れません。<o:p></o:p>

歯科用ハンドピース

どんなに歯みがきが上手な人でも、クリーニング後3カ月もすると「バイオフィルム」と呼ばれる、ねばねばざらざらした付着物が、歯の表面に堆積してくることが科学的に証明されています。逆に、3ヶ月に1回位、バイオフィルムの除去に歯科医院を訪れれば、それだけでほぼ「歯周病は予防」出来ることがわかっています。とっても「簡単」ではありませんか?<o:p></o:p>

メインテナンスの目的<o:p></o:p>

メインテナンスは、持続的なバイオフィルムの破壊と除去を行って治療によって得られた口腔内の健康な状態を維持させ、むし歯、歯周病を予防することを目的としています。
治療としては専門家によるプラークコントロールとして、スケーリング、ルートプレーニ<o:p></o:p>

ングなどを行います。
具体的には、歯周ポケット内の歯周病原菌であるグラム陰性菌群は、処置した後1216週で、もとの歯周叢に戻る傾向があります。
そこで、細菌の量が悪影響を起こしだす前に、プロフェッショナルバイオフィルムコントロールを行って、歯周病の再発を予防する為に、その人の歯周環境に応じた、今後のメインテナンス・プログラムを決定します。<o:p></o:p>

歯科 スリーウェイシリンジ

スケーリング・ルートプレーニング<o:p></o:p>

歯周病の原因は、むし歯と同じく歯の表面に付着したバイオフィルムの中で繁殖する細菌です。バイオフィルムは唾液中の栄養と結びついて石のように固い物質になります。これが歯石です。歯石の表面の凹凸に細菌が付着しやすく、歯ブラシの先が届かない凹凸の中で繁殖した細菌が歯周病の原因になります。そのため、バイオフィルムを破壊するだけではなく歯石の中の細菌も除去しなければ、歯周病の進行を止めることができません。<o:p></o:p>

歯周病の原因となるバイオフィルムが増殖している場所は、歯と歯肉の間の歯周ポケットの中ですから、患者さんが歯ブラシしただけでは除去することはできません。 そのため歯周ポケットの中でバイオフィルムが歯石となって歯の根に付着するのです。
歯石となったバイオフィルムは強固に歯に付着しているため、スケーラーという専用の器具を使用して取り除くスケーリングをした後、歯の表面をツルツルに滑らかにしてバイオフィルムが付きにくくするルートプレーニングをおこなうことによって歯周病の進行のリスクを軽減することができます。<o:p></o:p>

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