1950年から始まった「F1グランプリ」。
記念すべき1年目に開催され、50年以上経った現在でもカレンダーに残っているサーキットがあります。
それは、
「シルバーストン・サーキット」(イギリス)
「モンテカルロ市街地コース 」(モナコ)
「スパ・フランコルシャンサーキット」(ベルギー)
「アウトドローモ・ナツィオナーレ・モンツァ」(イタリア)
の4コース。
「シルバーストン・サーキット」は1950年に第1戦が行われたサーキットです。
「モンテカルロ市街地コース」は、いわずと知れたモナコの公道を利用した名コース。唯一1950年から毎年行われているコースです。
「スパ・フランコルシャン」は、名物コーナー「オー・ルージュ」で有名なコース。2007年にカレンダーに復帰しました。
「モンツァ」は、超高速サーキット。2005年キミ・ライコネンが最高速度370kmを記録しました。多くのティフォッシ(フェラーリファン)が集まることでも有名で、フェラーリがリタイヤすると観客が帰ってしまう風景も見られます。
近年は安全性の問題で、カレンダーから消えかかっているこれらのサーキットですが、歴史が醸し出す雰囲気は何にも変えがたいものです。いつまでも残ってほしいですね。