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バッテリーを長持ちさせるために
携帯電話の電池を「全て使い切ってから充電する」のを勧めるのは間違いです。
というのも、リチウムイオン充電池には、「大深度の充電で劣化する」という特性があるからです。
電池のスペックにある「寿命:約500回充電」というのは大深度の場合です。
浅い充電の場合は1回に数えません。
IdeaPad G560E バッテリーのメモリー効果はほとんど無視できるものです。
ですから、少し使って浅い充電をするのは、わずかなメモリー効果や充電回数の増加を差し引いても、「深い充電をするよりはマシ」なのです。
しかし、リチウムイオンには「満タンで保存すると劣化する」という困った特性も併せ持ちます。
これは、最近の一部のノートパソコンに80%までしか充電しないモードがあったり、
あるいは、最近の携帯電話を買ったばかりの時には、(店員が充電しない限り)
必ず電池表示が目盛り2ぐらいであることからもわかります。
ノートパソコンでは、ACアダプタを繋ぐと、電池を充電しつつ本体も動きますが、
Acer 5750G バッテリーが満タンになっても、本体はACで動作します(電池を抜いても動きますよね)。
また、シャットダウンして完全に電源を落としますが、どちらの場合も満タンで放置と同じです。
これを続けると、電池には大ダメージなのです。
しかし携帯電話では実使用において、満タンのまま放置することはあまりありません。
なぜなら、完全に電源を落とす人はあまりいないし、待ち受け中でも電力を消費するからです。
ですから、ノートPCと携帯電話では、条件が違うのです。
ただ、充電中にWebなどのヘビーな処理をさせることは、ダメージになります。
なぜなら、携帯でWebなどを使うとCPUが発熱して、結構な熱さになりますが、熱も充電池には大敵だからです。
まとめとして、Lenovo Thinkpad T420S バッテリーが早く劣化する人とは、
・一日中、カラまで使いまくって夜に深い充電をする人=500日(500回)で容量が半減
・満タンのまま電源を切って放置した人=半年も放置すれば電源が入らなくなる
・Webやゲームをしながら充電する人=熱で電池が劣化
・一日中充電台に乗せている人=いつ使うんだ
・・・ということになります。
また、まったく現実的ではありませんが「常にDell Inspiron N5010 バッテリーメーターの目盛り2あたりをキープする」
というのが最も寿命を長持ちさせられる、ということになります。
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