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バッテリ劣化は避けられない
スマートフォンなら、モバイルバッテリで補うという手がある。でも、モバイルバッテリは、本体内蔵のバッテリを充電するのでエネルギーロスが大きい。その容量の半分ほどしか使えないと思っておいたほうがいい。それに、スマートフォンとモバイルバッテリをケーブルで繋ぎ、ブラブラさせながら使うというのは、なんともスマートではない。
だが、スマートフォンはシャットダウンと再起動に時間がかかるので、その必要がないモバイルバッテリの方が予備バッテリを携行して交換するよりもいいというユーザーも少なくないようだ。それに予備のバッテリを単独で充電する方法がない場合には、汎用的な充電方法が使えるモバイルバッテリの方が有利だという考え方もある。
さまざまな生活の知恵で、DELL Latitude E6420 互换用充電池運用時間を確保し、毎日使っているうちに、2年ほどの時間が経過し、短くなってしまったバッテリ稼働時間に、バッテリの交換修理か、スマートフォン本体の買い換えを検討することになるわけだ。2年もあれば、スマートフォンは劇的に進化しているだろう。2世代は進んだ魅力的な製品を手に入れることができるはずだ。それでいい、というのも一理ある。
その一方で、ノートPCはどうか。ノートPCもまた、Ultrabookのような薄型軽量の製品が増えてきたことで、HP ProBook 6570b バッテリーパックが交換できない製品が多くなっている。事情はスマートフォンと同様で、当初は8時間保ったバッテリが4時間しか保たなくなる。話半分として2時間だ。これではモバイルPCとしてつらい。
今、手元で日常的に使っているパナソニックの「Let'snote SX1」では、2本の軽量バッテリを用意し、片方を常用し、長時間のバッテリ運用が必要な場合に備えて、もう1本を待機させている。Let'snoteには「PC情報ビューワー」というユーティリティが添付されていて、これを使うことで、バッテリの積算充電回数を知ることができる。
このPCは、使い始めたのが2012年2月で、この原稿を書いている今日まで、1年とちょっとの使用期間だ。持ち出さないときにも、電源を入れっぱなしで満充電を保ちながら自宅に待機させてきた。また、最近は、予備バッテリさえ切れたスマートフォンのピンチのときにLet'snoteで充電することもある。環境にもバッテリにも、あまりよくなさそうな運用だ。2本のバッテリは、特に区別もしていないが、予備を使うことはあまりなく、使った場合には一時的に入れ替わるが、結局、空になったDell Studio 1537 バッテリーを充電するために元に戻すので、どちらか片方だけを酷使していることになる。
ちなみに、Let'snoteには「エコノミーモード」と呼ばれるバッテリ運用方法が用意され、バッテリ充電量を約80%に制限することで、通常の1.5倍のバッテリ耐久年数を実現することができるようになっているが、個人的には使っていない。なお、同社では、バッテリ容量が初期の50%まで劣化した時をバッテリ劣化寿命と定義している。
手元のSX1は、PC情報ビューワーで確認すると、片方のバッテリの積算充電回数は約60回、もう片方が約7回となっていた。ユーティリティが示すバッテリヘルスは、前者が97%、後者は100%だ。これは、新品時に対してのInspiron 9200 バッテリーの劣化具合を示す値だ。片方を酷使していることがわかるが、とりあえず、どちらもまだまだ大丈夫そうだという判断ができる。
毎日バッテリを使い切って空っぽからフル充電を繰り返すようであれば、1年ちょっとの使用期間でも、バッテリはもっと劣化するのだろうが、このユーティリティの表示を信じるとすれば、劣化はそんなに心配しなくてもいいのかもしれない。今の使い方なら、バッテリのヘルス状態が70%を下回るのは、当分先のことになりそうだ。
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