地球上の生物種の50〜90%が生息するといわれる熱帯雨林地帯では、
森林の消失によって、1日あたり74種もの生物が絶滅しています。
(1万年以上前までは、絶滅する種の数は、年平均100万種につき1種の割合)
現在、地球はかつてない大量絶滅の時代にあり、
近現代にかけて起きた野生生物の絶滅は、ほぼ100%人類の行為が原因であり、
これまでの生物の絶滅の歴史とは、まったく性質が異なるものです。
今後、さらなる温暖化が絶滅のスピードに拍車をかけ、
これをゆるめる事は非常に困難な状況となっています。
こうしている間にも世界のどこかで人知れず、
多くの種が絶滅しているのです。